◆検証中指標分析法に於ける方向性見解(一部テクニカル推論あり)
この動きが非常に見えづらい状況です。ここ最近の推移が非常に曖昧かつ不安定推移であった為に検証法チャートの解読が困難となっています。この検証法の新たなデメリットが分かったような気がします。この方法は膠着ないし不安定推移時には動きが読みづらいという事です。
ただ、嘆いていても仕方ないので、洋傑が”おそらく”と考える辺りの推移をここで記載したいと思います。
①第一段階:フラット調整のような上下(3~4日程度)
②第二段階:異常急落(1日程度)
③第三段階:異常上昇(2~3日程度)
これは直前までの推移を見てポイントの目星をつけただけなので、信憑性云々以前のものですが、今洋傑が付けたポイントから換算すると以上のプロセスを理論上辿る事になりそうです。ここではこの仮定の上で話を進めます。
この仮定を元に現在推移と当てはめると、今回のムーディーズ格下げによる下げ幅は不明瞭かつ不確実性が高いながらも一旦下げ止まった地点から一定のレンジ相場となる可能性を示唆するものであると推測します。このレンジ相場が6.02円を割っているかどうかは見方によってどうとでもなる為、議論する程のものでは無いと思います。あくまで連日書いている大きな推移ではなく、その中の一時的な膠着相場、といった感じであると考えています。
この推移に於いて重要なのは、このレンジ相場が4日程度の規模で進む点と、その後に大きな急落が起きる点が存在するという事です。
仮に一定レンジ相場の後に急落が起きるとすると、洋傑のエリオット波動推論から考えると調整abcの途中であると考えているので、ここで拡大フラットないしランニング調整規模の下落が起きる可能性が高いのかもしれません。
その後は直近の下落規模を大きく超える異常上昇相場が示唆されています。その辺は次週展望にはならない可能性が期間で考えると高く、起きても終盤ではないかと推測されます。
以上の点から、検証中指標分析による次週展望は以下の通りとなります。
●初動での下げ幅は不明瞭、但し下げ止まった地点からフラット推移(等間隔のレンジ推移)
●フラット推移の後に急落展開。下値は5.74円~5.86円程度?
●その後急上昇、おそらく6.4円を越える上昇?
次週の展開を自然に考えると、むしろ初動から下落→その後上昇もしくは膠着 といった流れが考えられるだけに上記推論は信憑性を疑う部分も多い一方、無いと言い切れるほどの展開ではないという点に於いて、一定見ておくべき内容であると考えます。
この内容と前記事のエリオット波動・概況推移を含め、週間展望をまとめますので、良かったらご覧ください。
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