※本記事内容は洋傑の個人的な見解に基づく展望を書いております。あくまで個人的見解であり、明確な先行きを示唆する内容では無い点をご理解の上、ご覧ください。
◆週間展望の経過はどうか
今までの記事に於いては、週間展望と日々の展望は特に接点なく記述していましたが、せっかくの週間展望記事ですので、その辺の考察も交え、書き進めてみたいと思います。
まず週間展望に於いては週初動のレンジを5.84円~6.50円としていましたが、まあこれはレンジ幅も広いので当然収まっています。推移についても週初動に下げ止まった地点からの20銭程度のレンジ相場という点に於いても、今のところ収まっていますので、週間展望としては現在推移は想定内で動いていると言えます。
洋傑のランド円の週間推移展望は、
①初動下落の反発点から一定レンジ(20銭程度)のフラット推移(反発上昇→下落→上昇)
②反転急落・拡大フラットないしランニング調整の下値目処5.74円~5.85円まで下落
とみており、現時点は①の段階と言えますが、今の推移を見ている限り、段階に2つの見方があると考えます。今現在のランド円チャートは最安値地点からフラットな上昇をしており…
ⓐ既に上記①段階のフラット上下を終了している→急落相場②へ
ⓑ①の第一弾目の上昇段階(途上か終了後かは不明瞭)であり、今一度の下げと上昇が生じる段階
と、見解が分かれるところです。
このままランド円が上抜けして上昇すれば②であると推測できますが、このまま一旦下落するとやや先が読みづらくなりそうです。但し、先ほどまでの上昇経過に於いて、今日の昼間記事に書いた上値反転ポイントである6.083円は明確に超えており、次の反転ポイントまでは上昇する可能性が高いと言えます。つまり、以下のポイントまでは(途中経過は別として)上がると洋傑は考えています。
●1波動目の1.618倍:0.190円(6.175円)
●1波動目の2.000倍:0.236円(6.221円)
●直近下落幅(6.477円→5.960円・0.517円)の0.382倍:0.197円(6.157円)
とはいえ、現在のランド円は今日の高値6.102円を付けた後に反落しています。この事実と上記節目を越えて最低でも6.157円までは上昇する展開を合わせた場合、今後考えられる推移展望は「一旦下落してM字を描いて急上昇」というシナリオが最も可能性が高いと言えます。
この際には今までの上昇ライン引きである程度の位置はつかめますが、直近上昇幅に於けるフィボナッチ・リトレイスメントで考えた場合、以下の位置まで下押しする展開が推測されます。
●直近上昇幅(5.960円→6.102円・0.142円)
①F50.0:0.071円(6.031円)
②F61.8:0.087円(6.015円)
③F76.2:0.108円(5.994円)
④F78.6:0.111円(5.991円)
ライン引きで見た場合、おそらく②辺りが反発点として良い地点ですが、こういった動きは想定より深く動くことも多いので、③④も十分あり得ます。
④のラインも下抜けた場合には、上述の急落→下値更新の危険が高まってきますので、注意警戒です。
ここでは反発する仮定で進めていますので、下抜けした場合には別途記事をアップします。
さて、反発するランド円は比較的勢いよく上昇すると思われますが、高値目途の候補と下げ止まりのポイントを幾つか考えた場合、今回の上昇幅0.142円と②の6.015円を合わせると反転ポイント候補の6.157円となり、洋傑は現時点でこのパターン(6.015円まで下押し→6.157円まで上昇後反落)を考えます。
もちろんこのまま高値更新する場合もあり得ます。その際の高値目途は上記3パターンのいずれかになると思いますので、いずれにせよ、上昇トレンドはまだ続く可能性が高いと思っています。