洋傑のつぶやき(際どい局面…)

◆今日の初動から欧州時間まで、展開を読み違え…

 

 現在のランド円は6.91円前後でしょうか。東京時間から株価は売りに傾いて、欧州時間もその流れを引き継いでいます。結果から言えば昨日の高値27000ドルから反落して、26500ドルを割り込む展開になりました。東京時間も上昇するか膠着すると考えていた洋傑としては、流れを読み違えてしまいました。

 東京市場開場前の債券動向の初動に於いて、債券は上昇を示しましたが、その後は下落に傾いて推移し、そのことも後押しして株価は更に値を下げた格好になっています。

 

 洋傑、基本的に株価底堅い展開からじり高推移を見込んでいたので、完全に読み違えてしまいました。朝の時点でのランド円が7.05円辺りで推移していたので、そのまま上抜けするという、安易な見込みもあったかもしれません。この点は反省して今後に繋げていきたいと思います。

 (;一_一)ハンセイ ガンバロウ

 

 本記事では諸指標推移と検証中指標分析法の観点から、今後の推移を考えてみたいと思います。

◆下落に傾きそうな地合いながらも…判断は株価と債券か?

 

 現時点ではテクニカルの観点だけで方向性を決める事は難しい位置です。現在の下値目処で留まるか、反発するかの見極めは諸指標推移で判断する必要が高いと思っています。

 その諸指標において、今日の相場推移をけん引している株価と債券利回りで判断するのが適切であると考えます。

 

 さて、株価推移に於いてはダウ先物・日経先物から分析します。

 まずダウ(先物)ですが、3月3日に付けた高値とほぼ同じ27000ドルで反転下落しています。となるとその後の下値である26000ドル割れの位置(厳密には25700ドル付近)となりますが、その一段上にある抵抗帯として26200ドル付近が存在します。

 また日経は20700円が一旦の下値抵抗として機能しそうです。この下値抵抗を割るかどうか、反発するかが、今日のランド円トレンドを決める材料になると考えます。

 

 その株価推移がどうなるかの論理的担保に、債券利回りが大きく寄与すると考えています。

 まず日本債利回りは比較的上昇傾向でありますが、これは時間的にも与える影響がやや低いです。米国債利回り及びドイツ債利回りは朝から下落傾向であり、既に最安値直前です。このままの推移でいけば、一度は下値更新する展開がもっとも可能性のとして高いと考えます。

 但し、日本債利回りが依然として高い水準にある点から、この下落拡大が続く可能性は高くないと考えています。よって、今日の米国時間内か、遅くとも明日には流れが再度変わると見ています。

◆検証中指標分析法による、今後の推移展望:下落→急上昇

 

 この検証法の推移は週明けから上下展開、週後半に急落後、さほど間をおかずに急上昇、といったサインが出ています。今日の昼間記事にて「今日あたりに下落が~」と書きましたが、洋傑の見込みより早く訪れた格好です。

 その検証法による示唆は、半日~1日程度の下落の示唆となっており、ランド円は下落中ではありますが、そろそろ反転時期でもある事になります。

◆ランド円下落傾向は、間もなく終了~クローズ前後までの示唆

◆その後は一気に急上昇の示唆

◆上昇傾向は1週間程度は続くサイン

 となります。これが正しいなら、今晩は仮に下げ基調でも、ショートは危険という事になります。基本は待ち姿勢で、株価が上昇に切り替わったら買いを入れるのが無難そうです。