洋傑のつぶやき(徒然記事)

 

◆週間展望はこちら

◆先週までの推移考察と今後の推移展望記事

◆エリオット波動の観点からのランド円推移展望記事

◆検証中指標分析法の観点からのランド円推移展望記事

 

※本記事内容は洋傑の個人的な見解に基づく展望を書いております。あくまで個人的見解であり、明確な先行きを示唆する内容では無い点をご理解の上、ご覧ください。

◆各国市場のが休場で、地蔵相場のランド円…

 

 今日の欧州時間はわずかに上昇したのみであり、その後は完全に行って来いとなった事で、相場は動意がないまま推移しています。朝から上下4銭程度と、殆ど固まっています(笑)。洋傑は一定下がると見ています(今日の展望では今日オープン価格よりは安値でクローズすると見立てているので、何とか下がってほしいです…)が、正直これほど動かないと、今後の推移についてもどこまで変動するか未知数です。

 

 とはいえ、基本的には6.07円迄を目処に反転下落する、という考え方に変更はありません。

 そんな中、ランド円は欧州時間序盤に6.038円まで上昇する局面がありましたが、その後は急速に値を戻して(急速とはいっても然程動いていませんが)再び6.02円前後に落ち着いています。この6.038円は直近の下落幅(6.094円→5.986円・0.108円)のフィボナッチ・リトレイスメント47.7であり、昨晩再度上昇した高値6.036円から殆ど変わらない上に、戻り比も50.0を越えていないという、非常に中途半端な推移と言えます。

 

 今しがた再度急伸しましたが、まだ6.040円達成まで至っていません。

 今後についても再度上昇する可能性が一定残るので、米国時間には再度6.04円~6.07円への上値試しがあるかもしれません。

◆週間推移変遷によって先行きにも変化が

 

 洋傑の方向性は今日の展望記事に書いた通りです。今までの5.609円から始まった上昇は今週の推移に於いて5波動を形成した感がありますので、今後一旦は下げる局面になると見ています。ただ、週初めに考えた内容からは変容しつつあるのが実情です。

 

 これは明日のエリオット波動記事にて書く内容となりますが、一部かいつまんで話をしたいと思います。

 細かく書くとものすごく長くなるので割愛しますが、現状は7.833円を始点とした下落5波動に於ける、5波動内3-4波動目と考えています。この推論は先週途中までの推移に於ける、5-2波動(拡大フラットないしランニング調整)が、フィッチの格下げによって急落・破たんした事によって、6.732円を始点とした下落3波動目が始まったとする推論から基づいています。

 

 …文章で書くと自分でも「…?」となりますので、7.833円始点の下落トレンド5波動目に絞って下記に現状までの推定波動を記載します。

①5-1波動:7.065円→6.015円(1.050円)

②5-2波動:6.015円→6.732円(0.717円)

  ※②/①のフィボナッチ:68.2

③5-3波動:6.732円→進行中

 ●5-3-1波動:6.732円→6.156円(0.576円)

  ※5-3-2波動と5-3-1波動のフィボナッチ:55.7

 ●5-3-2波動:6.156円→6.477円(0.321円)

 ●5-3-3波動:6.477円→5.609円(0.868円)

  ※5-3-3波動と5-3-1波動の比:1.507

 ●5-3-4波動:5.609円→6.094円?(0.485円)

  ※5-3-4波動と直近下落幅(6.732円→5.609円・1.123円)のフィボナッチ:43.1

 

 今週初めにつけた5.609円から、明確に上昇トレンドが形成されていますので、5.609円が5-3-3波動の終点と仮定して記載していますが、5-3-4波動内に於いて今一度の高値更新はあると見ています(後述)。これ以上の上昇は5-3-1波動終点(6.156円)に迫る位置であり、下落波動を維持する為には6.155円以下で留まる事が必要条件となってきます。

 

 ですが、既に昼間の記事で書いている通り、5.609円から始まる上昇波動は、ある程度はっきりとした5波動構成となっています。この推移が発生している事を考えると、中期上昇トレンドへの転換がまだ成っていないとする洋傑の展望に於いてはジグザグ調整の可能性が高いと考えます。

 となると、5.609円→6.094円の5波動をa波として、bc波(3波動→5波動)が発生することが考えられます。とすると、今一度の下げがあった後、再度の高値更新(6.095円~6.155円)がある可能性が考えられます。

 

 仮定の仮定の話になってしまいますが、仮にジグザグ調整で今後値戻り下落→上昇で6.094円以上の高値更新となる場合、その値戻りも一定規模になる事が想定されます。最低でも50.0、推定で76.2が意識されやすいと思いますので、

 ●F50.0:0.242円(5.852円)

 ●F61.8:0.299円(5.795円)

 ●F76.0:0.369円(5.725円)

 辺りが推測されます。

 

 …いろいろ書きましたが、この推論もひとまずは6.094円から明確に反転して初めて成立する話です。ひとまずはこの局面から下がる事が前提となります。

 果たして下がるか否か。