一週間を終えました。最期は非常に固まった相場推移でしたが、週を通せば大きな変動があったように感じます。
初動に於いては窓こそ開かなかったものの、ランド円はオープン後に値を急速に下げ、5.609円まで下落したものの、午後には持ち直して行ってこいとなり、その後は底堅い推移が続いて週末段階には6円回復を遂げています。
そんな一週間の推移を、週間展望との比較で反省していきたいと思います。
◆週間展望内容の確認と、その結果検証
今週の週間展望は以下の通りです(週間記事より転載)。
◆ランド円レンジ(広):5.25円ー6.10円
◆ランド円の方向性:週前半に下落局面、後半は相場持ち直し
◆週前半レンジ:5.25円ー6.00円
◆週中盤レンジ:5.35円ー6.10円
◆週後半レンジ:5.50円ー6.10円
ランド円は諸指標推移に於ける株価下落への懸念やドル高・諸通貨安(円安<諸通貨安)の傾向から値を下げる展開が推測される一方で、後半は欧州通貨が強まる気配(欧州通貨インデックスのダブルトップでの反発)から、一定の相場持ち直し展開を推測する。
顕在リスクである債券利回りが比較的傾向が良い(米国・ドイツ債利回りは上昇傾向)点も、週半ばから諸指標推移に好影響を与えると推測する。
相場推移展望は下落→上昇であるが、下値については値幅が広がりやすく、警戒が必要。
…と書いています。
まず週間レンジは、これだけ広いので収まって然りの内容です。流れについても方向性は予想通りの内容となっています…が、正直これ程下値が浅かった点は計算外です。洋傑は週間展望なり日別展望なりにも書いた通り、最低でも5.54円を想定していましたので、ここは外れたとも言えます。
検証中指標分析の観点からも初動で下落、その後上昇のサインが出た時点である程度警戒すべきであったとも言えますが、そこまで把握できなかったのも反省点です。
週間展望は方向性・レンジとも収まったのに、日別展望は当てはまる事が少ない週であったと思います。時間別に見ると東京時間は値動きが緩やかであったこともあり、比較的当てはまる事が多かったように感じる一方で、欧州時間展望は異なる展開となるケースが多かったと反省しています。
今後の改善ポイントとしては、厳密な方向性を明示する点や想定レンジの狭範囲化で臨んでいこうと思っています。また、展望破たんルールも作っておこうかな、と考えています。要は昨晩展望記事のスタイルを取る、ということです。
昨晩展望は破たん条件として、
1)今日クローズの終値時点でオープン値を越える値で終わる
2)6.070円(余裕をもって6.080円)を超える
としていました。結果からすれば2)は大丈夫でも1)が未達成ですので、失敗となります。
かなり条件としては厳しい内容と個人的にも感じています。2)は条件としては(昨晩記事展望内容から考えれば)当然ですが、1)は今までは条件として組み込まなかった内容です。
ですが、展望記事は「現時点からどうなる?」というのが重要だと思いますので、これからは入れていきたいと思います。
この事によって、展望の整合率はかなり下がりそうですが、どこまで追求できるかを今後推し進めていきたいと思います。間違うことも多いでしょうが、宜しくお付き合い願います。
元々週間展望すら大外しすることが多かったブログ立ち上げ当初から比べれば、現状は週間展望であれば一定の整合性を出せるようになったと考えています。「より高いハードルで臨む」姿勢で、今後はさらに頑張りたいです。
◆所感:検証中指標分析法の推移見込みが的中
それにしても検証中指標分析法の方向性がヤバい週でした。時間把握こそやや難しい部分がありましたが、推移サインは殆ど当たっていたと言えます。これは大きな収穫であったと考えています。
今後の推移についても、週ごとにTwitterにて画像をアップしていきたいと思います。
週間展望についても、この検証法の参照が不可欠であると見ています。当てはめが難しいですが、方向性把握に役立てたいと思っていますので、同記事も変わらず更新予定です。
(*'ω'*)ガンバロウ