今週も週間展望をできるだけコンパクトにまとめて見やすくするようにする関係上、先週までの推移考察や今後の動向展望、エリオット波動観点・検証中指標分析法の推移展望は別記事にてまとめました。このページにもリンクは貼っておきますので、別途ご覧ください。
また、ここの分析内容も下記リンク記事に書いていますので、詳細は割愛します。この記事では昨日から新規に入った情報（なければ割愛）や、以下の3記事の上で感じることなどをまず記載し、その上でまとめとして週間展望を列記します。この記事自体は（情報や所感部分を除き）極めてシンプルにまとめましたので、結論だけ気になる方は下まで飛ばしてください(笑)。
4月3週
それも含め、週間展望はどうなるでしょうか。その辺について昨日ないし本日記事の観点（概況+諸指標推移・エリオット波動・検証中指標分析）から、次週の展望を考えてみたいと思います。
※本記事内容は洋傑の個人的な見解に基づく展望を書いております。あくまで個人的見解であり、明確な先行きを示唆する内容では無い点をご理解の上、ご覧ください。
◆週間ランド円展望：5.50円～6.15円／レンジ内で大きく変動？
上記の分析を踏まえ、次週に於ける洋傑のランド円展望を以下のように考えます。
◆ランド円レンジ(広)：5.50円ー6.15円
◆ランド円の方向性：週前半にアップダウン・後半は上昇傾向も不安定？
◆週前半レンジ：5.50円ー6.10円
◆週後半レンジ：5.70円ー6.15円
まず諸指標推移に於いては、株価堅調・通貨動向不明瞭・債券利回り頭打ち・原油価格下落で、推移の最も変わりやすい株価以外は比較的ネガティブな動きを示している点から、やや下押しする可能性が高いと考える。ただし、週始め月曜日は祝日である関係上、動向がハッキリするかは微妙なところであり、月曜日は金曜日同様に動きが出ずらい可能性がある。その後の週間動向としてはドルは上下しやすく、円は高値推移すると考えている点から、ランド円に対して上値重く推移する可能性がある。
南アフリカ債利回りは下抜け・反発の岐路であり、判断が分かれる位置ではある。個人的には反発する展開を推測している理由はエリオット波動の観点に基づいた見解であり、諸指標項における方向性判断材料としては考慮しない。
エリオット波動では現状は下落5-3-4波動目と位置付けており、そのa波が終了したと考えている。このa波は比較的はっきっりした5波動を構成していたことから、今後少なくとも下落3波動は起きると考えている。現時点で確認できる下落は1度のみであり、この点からも最低一度は下落を伴うと見ており、一定纏まった下落展開を推測する。
しかしながら推定4波動目の中の推移であるとの見方から、今後の動向は然程明確な動きになるかは微妙であり、今しばらくは直近高値ー安値でのレンジ相場になる可能性が高い。少なくとも次週はその展開になる動きを推測する。
週初動（月曜は世界的には祝日なので）は動きが出るかわからない部分が大きいが、今一度の下落をした後に、週中盤～週終盤までの間に上昇に切り替わると考える。
検証中指標分析法による観点からは、今一度の下落と上昇、再度の下落がサインとして現れており、それも週明け～前半にかけて比較的短期間で発生する事が示唆されている。その後は上昇と、前半に波瀾相場がある事を暗に示しており、週前半の相場値崩れには一定警戒が必要であると考える。
ランド円は週を通して直近で付けた上値と下値が意識されやすい状況にあり、若干の誤差を除けば、週間で直近値幅内で収まる展開を推測する。その推移は諸指標の統一性の欠如や検証チャートの分析困難な点、波動に於ける4波動の複雑化の仮定を総合的にみて、アップダウンを伴いながらも方向性に欠ける不安定推移を推測する。