洋傑のつぶやき(捨てきれない推論)

◆週間展望は下がっても5.61円が底ですが…

 

 既に次週の週間展望はアップしました。レンジは5.61円(余裕をもって5.50円としていますが)-6.15円としました。これは諸指標推移やエリオット波動、検証中指標分析の観点を総合的に見たうえで判断し結論付けたものです。ですが、これは洋傑の本心とは異なります。

 通常週間展望なり日別展望では、個人的な意見を殺して、あくまで客観的視点から方向性を導き出そうと努力しています。個人的意見を主軸に展望を考えると、大きく外すことが多く、これまでもそれで失敗したケースがあります。

 

 ですが、今回は例えそうであっても捨てきれない推論があります。今日は週間展望とは別に、かなり個人的な見解に基づいて記事を進めたいと思います。尚、本記事の内容は「エリオット波動」と「検証中指標分析」の観点に絞った上、洋傑のかなり偏った見解で進めていく関係上、信憑性を測る内容のものではありません。あくまで一見解として見て頂きたいと思います。

 

 波動推移については既に先日アップした内容に書いており、繰り返しになりますがご了承ください。

 

 まず、現状までの推移について、洋傑は昨日の波動記事でも書いた通り、7.833円を始点とする下落トレンドの5-3-4波動に入っていると考えています。この点については昨日同様の見解です。

◆1波動目:7.833円→7.453円(0.380円)

◆2波動目:7.453円→7.756円

◆3波動目:7.756円→6.760円(0.994円)

◆4波動目:6.760円→7.065円

①5-1波動:7.065円→6.015円(1.050円)

②5-2波動:6.015円→6.732円(0.717円)

  ※②/①のフィボナッチ:68.2

③5-3波動:6.732円→進行中

 ●5-3-1波動:6.732円→6.156円(0.576円)

  ※5-3-2波動と5-3-1波動のフィボナッチ:55.7

 ●5-3-2波動:6.156円→6.477円(0.321円)

 ●5-3-3波動:6.477円→5.609円(0.868円)

  ※5-3-3波動と5-3-1波動の比:1.507

 ●5-3-4波動:5.609円→6.094円?(0.485円)

  ※5-3-4波動と直近下落幅(6.732円→5.609円・1.123円)のフィボナッチ:43.1

 

 昨日の記事では5-3-4波動途中としましたが、偏った個人的には既に5-3-5波動目に入っていると考えています。その理由は既に5-3-4波動がフィボナッチ・リトレイスメント43.1に達しており、4波動に於いては50.0を越えないケースが殆どである点や、エリオット波動の原則に於ける「1波動目と4波動目は重複しない」点としては既に上限に差し掛かっている点に基づいています。

 では、5-3-5波動の終点はどこになるのでしょうか。見方は様々でしょうが、主に2つに分かれると考えます。

ⓐ5-3-1波動と同規模か5-3-3波動の0.618倍

ⓑ5-1波動の1.618倍

 

 ⓐに基づいて計算すれば、5-3-5波動は終点は以下の位置が推測されます。

●5.518円 ないし 5.558円 

 ⓑに基づいて計算すると、5-3-5波動終点は以下の位置が推測されます。

●5.034円

 

 ⓐに基づく推論位置ですら、そこまで下がる可能性を疑いますが、ⓑは更にそのはるか下に位置します。そして洋傑はそのⓑ論を考えています。

 しかしながらこの説で進める場合に不都合もあります。現状の5-3波動内に於ける整合性です。5-3波動内でこの位置まで下がる事が出来るだけの理屈立てが必要ですが、実は一つだけあります。

 

 それは6.732円を始点とする5波動構成に於いて、始点と4波動終点との値幅(0.638円)を0.382として、残りの下落幅を0.618倍とする方法です。これは今後5波が今までより大きな下落を伴うことを意味します。まずその試算から行うと、

●0.638円/0.382=1.670円(5-3波動始点から終点までの値幅)

●6.732円ー1.670円=5.062円

 となり、ⓑ論終点との整合性がほぼとれます。

 

 この場合、波動形態は5-3波動内に於ける5波延長型衝撃波となりますが、今回の下落トレンド自体が5波延長になるケースが多いので、一定の可能性を保持していると思っています。

 

 検証中指標分析に於いても同様の事が言えます。現状に於ける分析では、今後大きな下落波動のあと、上昇→下落の形態が比較的短い期間で展開されることが示唆されています。これは今後上記推論が展開されるかどうかの判断基準となりそうです。

 これはあくまで個人的見解(というか妄想)ですが、週明け(これは火曜日にずれるケースもあり得ます)に於いて、大きな急落が発生しなければ週間展望の範囲内に、もし何かしらの理由から急落が起きればこのケースが、それぞれ考えられると推測します。…というか、この推論は初動(オープン後長くても半日程度)に於いて発生しなければ、可能性としては殆どないと言っても良いと見ています。

 

 そもそも、この推論は概況推移を全く無視した内容です。概況推移から見て現状ランド円が暴落する要素はなく、上記展開になる可能性は極めてゼロに近いです。あくまでエリオット波動の上で発生するかもしれない一推論で書いていますので、かなり偏った推測と考えて見て頂けると幸いです。

 

 明日からの推移に於いて、上記展開になるのが洋傑の理想形ですが、今のところその気配はありません…。

 あくまで妄想の域の話です。ただ、どうしてもそんな気がするので、ついつい書いてしまいました(笑)。

 (´・ω・`)