洋傑のつぶやき(直近高値5.801円)

◆推定位置で反転下落も、少し気になる…

 

 今日のランド円は欧州時間に入り上昇を強めて、一時は5.801円まで上昇しました。その後は何度かの再度の高値試しがあった後、高値更新とはならずに下落を始めて、欧州時間前の水準まで下落しています。

 

 想定高値位置であった5.804円ないし5.805円の近似値、という事もあり想定範囲内で反転したと言えますが、仮にこのまま上昇・高値更新が無ければ、今日は大きな下落になる可能性があると考えています。その理由は朝記事・昼記事にも書いた下落W字が完成した事による急落示唆もありますが、今日の高値であった5.801円が、一つのキーポイントになっているように感じています。

 

 これが5.805円ではだめだった理由があるかも知れない、といった方が良いかも知れません。

 

 まず現時点の下落波動についてですが、6.094円を始点とした下落波動のカウントでいけば3-5波動が昨晩終わって4波動目…といった考え方が洋傑の中のメインでした。ですが、ここにきて少し見解が変わってきています。

 

 理由としては、仮に5.801円で高値となり反転する場合、4波動目であれば直近高値ー安値幅のフィボナッチ・リトレイスメント23.8「以上」の戻りが必要条件となってきます。これはエリオット波動の基本理論であると考えていますが、現時点の戻りは22.5であり、僅かですが達していません。

 23.8であれば最低でも5.805円以上になりますが、これに達せずに下落している事が引っかかりました。「いやいや、じゃあ3-4波動なんじゃないの?」という点に関しても、そうなると波動カウントが合わなくなります。

 

 5.805円に上昇できなかった理由があるとすれば、それは直近の下落波動に於いて

①6.038円→5.919円

②5.919円→5.989円

③5.989円→5.805円

④5.805円→5.860円

⑤5.860円→5.716円

⑥5.716円→5.801円

 でわかる通り、③と重複する事になるからです。

 

 ここで③と重複した場合、③と⑥は連続した波動ではなく、別個の波動という事になります。勿論洋傑は6.094円始点の下落4波動目と考えていましたので、そのつもりでしたが、実際は重ならずに下落しています。これは「③と⑥が連続した波動である」ことの理由付けになります。

 

 上記①~⑤は洋傑が先ほどまで考えていた下落3波動内5波動になりますが、仮に⑥が連続している場合にはどうなるでしょうか。その判断を洋傑はフォボナッチ・リトレイスメントで推測します。

 ②/①=55.8

 ④/③=29.9

 ②は十分に戻り値があり、50を越えているので一つの独立波動と考えることができますが、④に関しては戻りが弱く50に達していません。よって洋傑は③~⑥は一つの波動内の上下であると推測します。その推測に基づいて考えると、③以降は下落3-3波動の延長と考えることができます。その際の3-3波動終点推測としては、①の値幅に対しての倍数で推測できますので…

1.618倍:5.799円→通過済

2.000倍:5.753円→通過済

2.618倍:5.678円

3.000倍:5.632円

3.618倍:5.559円

 辺りが推測されます。

 

 今後の推移に於いて再度高値を更新して5.801円を越えれば上記推測は破綻する事になりますし、まだ一部の推移を見て気になっただけの内容ですので、信憑性は無いですが、今後仮に下げるなら、この推移になる可能性は高いと考えています。

 何より、洋傑は6.71円割れ・6.094円を始点とした下落は下値更新する波動であると考えています。この仮説が当たるかどうか、見定めたいと思います。

(*´ω`*)