洋傑のつぶやき(ダイバージェンス)

◆1時間足で明確に表れたダイバージェンス

 

 今日のランド円は初動を除き、概ね下落優勢で動いています。まあ初動が急伸でしたので、結果としては始値を下回る事が出来ていないとも言えますが、ともあれ傾向は下向きです。

 今夜の推移については米国時間展望にも書いた通り、客観的な見地では膠着、主観的見地では下落と見ています。この辺は現時点ではまだはっきりしておらず、今後の推移を見定めます。

 

 さて、今日はタイトル通り、ダイバージェンス発生について書いていきたいと思います。

 昨日記事辺りから少しずつ書いていますが、チャート推移とオシレータ動向に於いて、時間足規模に於いてダイバージェンス発生が見受けられます。

 ダイバージェンスはチャート推移とオシレータ(洋傑はRSIで見ています)に於いての相反現象であり、トレンドの終期に入った事を暗示するサインとして使われる現象です。この現象は短時間チャートでも、長時間チャートでもどちらでも確認することができますが、より大きい時間足であるほど大きなトレンド転換である事が伺えます。

 

 そのダイバージェンスが1時間足で発生している事は、そろそろ上昇トレンドに切り替わる事になりますが、その時期はいつごろでしょうか。前回の発生からトレンド転換までは約4日程度ありました。現在は発生してから2日弱といったところであり、前回と同じタイミングで試算するなら、来週火曜辺りに反転する可能性が高い、という事になります。

 実際はその1日前は警戒ラインですので、週明けまでは下落が続くと見てよいと思います。

 

 さて、その際にどれ程下げるかが、当面の焦点となるでしょう。

 推定下げ幅はいくつかありますが、重要なポイントとしてはズバリ5.609円を越えるか越えないかに絞られるでしょう。

 

 5.609円を越えると、恐らく5波動目に入っていることの証左になるでしょうし、それより高い点で反発すれば、まだ4波動が継続していることになります。いずれにせよ来週は上昇相場が想定される局面に至る事が予測されます。

 

 ダイバージェンスが発生したからと言って直ぐに逆張りするのは極めて危険です。むしろ発生して反転するまでの期間が最も値動きする事が多く、実際に反転するまでに損切り…なんて事態にもなりかねません。

 下落相場は終盤、最後の急落局面であると考えます。

 (*'ω'*)5.609エンワレ