洋傑のつぶやき(4月4週ランド円偏見解展望)

◆週間展望が洋傑の展望であり、これは主観記事です。

 

 今日の朝に於いて週間展望記事はアップしています。諸指標推移や波動推移、現状に至るまでのテクニカル・オシレータ観点を総合的・中道的に分析して導いた推移展望論となっていますので、一度ご覧いただければ幸いです。

◆週間展望はこちら

 

 本記事の内容はそれよりももっと主観的・直観的要素を盛り込んだ推移推測となっており、従来の展望記事より信憑性は劣ると考えています。あくまで「洋傑が勝手に考えている妄想」としてご覧ください(笑)。

 

 さて、週間展望記事に於いては6.02円程度の上昇は可能性としてあり得る、と書きました。これは可能性論としては十分あり得る事態であり、レンジ高値設定ラインとしては適当であったと考えています。ですが、週間レンジとして高値6.02円、安値5.50円と書いてしまうと、現地点である5.72円は丁度真ん中の位置であり、どっちにでも行ける(まあ可能性論としては間違いないですが…)内容となり、展望としては方向性を示していたとしても不十分かもしれません。

 

 ここではもう少し踏み込んだ見解を書いてみたいと思います。…というか、週間展望記事であまりにも絞りすぎると「当たらない」事が問題ではなく、推移に於ける「あそび」の余地がなくなってしまいます。

 週間推移ともなると、基本的にはイレギュラーなニュースや不確定事項が必然的に発生してしまいます。これは事前推測が不可能である部分であり、正にFxは「不確定事項の塊」とも言えます。そういった意味に於いて、推移に於ける不確定事項に対する「あそびの余地」が無ければ、推測自体に意味も意義もない、というのが洋傑の考え方です。

 

 よって、週間展望内容はそういったことも踏まえ、レンジは余裕と不確定事項への対処をしたものとなっています。週間展望としてはどうしても”大人しい”文章にならざるを得ず、どうしても本音を結論として書けない部分があります。その辺を一度無視して、本記事は書きますので、予めご了承くださいませ。

(# 'ω' #)ジュンビイイデスカ 

◆偏見解展望:先週推移に於けるランドの弱さが引っかかる…

 

 さて本題に入りたいと思います。主だった内容や推移動向については週間展望内にリンクを貼っておりますが、ここにも一応貼っておきますね。

◆先週概況推移考察はこちら

◆エリオット波動推移考察はこちら

 

 概況推移は株価の上方収束型のトライアングルを形成しております。これは波動形態によって今後のトレンドが分かれる部分ですが、直近の推移としては統一しており、「一旦の下落は発生する」可能性がかなり高いと思います。

 それに準じた動きとして、円と諸通貨も同様の推移を示しています。但しこちらは円インデックスが上方収束型に対し、諸通貨は中央収束型を採っており、相対的にクロス円(ドル円除く)は下落しやすい状況です。対してドルは大きな上昇からの調整トライアングルが収束の終期を迎えている気配が強く、今一度の下げの後上昇しそうな状況である可能性が高いです。恐らくそのドル反発のタイミングが円・諸通貨急落の時期となり、株価急落の時期になると推測しています。

 

 これらから、株価推移では分かりずらい点である「下落の時期」に、今暫くの猶予がある事を示していると言えます。ただし、トライアングルの最終波動は終期がやや不明瞭ですので、然程下げない段階で反発することもあり得ます。個人的には週初動は見定めの時期であり、エントリーするべき時期ではないと見ています。

 上記現象の時期は書いた通り不明瞭ですが、短ければ1日程度、長いと今週いっぱいかかる可能性があります。それが故にランド円高値目処は「上昇時期が長くなった場合」を想定して6.02円までとしたわけです。

 

 さて、その1日~5日をどう読むかによって今週のランド円高値は定まりそうです。偏った見方ですが、洋傑は比較的早い段階でドル高に振れると考えています

 その理由としては株価推移に於いての高値マークが思った以上に緩慢である点、その過程に於いて急落が目立つ点などから、既に上昇相場の終期にあり、間もなく崩れると見ている点が一つです。その為にも最高値をもう一度マークしないといけなかった訳ですが、これは先週末に19910円を付けた事で達成されています。加えてその高値は最高値から今年最安値のフィボナッチ・リトレイスメント50.0の近似値であり、反転には絶好のポイントとなります。実際に高値を付けてから間もなく株価は急落し、その後持ち直しながらクローズしています。

 

 あるいは、初動に於いて再度上昇して20000円を付ける展開はあると思っています。反転するとなると大規模な転換点となりますので、個人的に三尊形成は必須であると考えています。①20000円前後マーク ②急落 ③再度上昇も19800円前後で急落 ④そのまま下落トレンドへ… というのが洋傑の勝手なシナリオです。

 

 さて、二つ目の理由は南ア債利回り推移です。20年債利回り推移に於いて利回りは高値からの下方収束型トライアングルを形成しており、その収束も底打ち感が非常に強いです。この点からも相場反発(ランド下落)が可能性として高いと見ており、今後の推移についてもランド円は下落圧力が強まる事が推測されるからです。

 

 三つめの理由は項目タイトルとしたランドの弱さ(体感的見解)です。これは先週末の推移に於いて感じた事ですが、金曜未明につけた5.683円から、ポジティブニュースによって反発したランド円が、かなり早い段階で頭打ちになった点です。洋傑は今一度の上昇をしてからの下落を考えていましたが、実際は想定以上に弱く、ほぼ下落一辺倒に動いた点が印象として強く残りました。

 洋傑は推移を見定めるうえでこういった動きの印象を割と重要視しています。よってこの時の「弱さ」が、ランド円が大きく上昇しないと考える理由の根拠として、個人的には一番大きいです。

 

 上記内容に加えて、現時点の下落推移(5.716円始点)は以下の通りとなります。

①5.716円→5.814円(0.098円)

②5.814円→5.683円(0.131円)

③5.683円→5.795円(0.112円)

④5.795円→5.681円(0.114円)

 となっています。この①~③の推移によって洋傑はランニング(個人的にはフラット)調整が完了したと見ていましたが、再度の下落は5.681円で一旦とどまって反発しました。これによって②→④の値幅(0.133円)は①の値幅の1.357倍であり、前回の5.683円に引き続き調整b波の値幅1.382倍の範囲に収まっています。

 

 よって今の反発局面はランニング調整・もしくは拡大フラット調整のまだ途中である可能性が高く、今後の上昇の後に反転急落すると見ています。その上昇幅も拡大フラットの1.618倍(5.839円)まで上昇する可能性は低く、5.800円迄には反転すると見ています。超個人的には5.77円前後かな。

 

 その後の推移についてはおそらく5.50円~5.55円辺りまで下がると考えていますが、個人的にはさらに下げる展開を考えており、5.50円~5.55円での反発による高値(5.80円)更新は今週無いと見ていますジシンナイ…

 

 以上の点から、ランド円の週間(前中半)推移を主観に基づいて結論付けると以下の通りとなります。

◆ランド円レンジ:5.00円-5.80円

◆方向性:下落優勢。前半は上昇局面アリ

 

 下値目処に関する内容は先週記事「捨てきれない推論」をご覧ください。

 勝手な主観記事だとキーボードがはずみます(笑)。

 (*'ω'*)