洋傑のつぶやき(ハラハラする局面)

◆下落と思いきや急伸したランド円。反転下落なるか。

 

 今日のランド円は洋傑の偏見解とは裏腹に上昇相場となっています。一定想定していた部分ではありますが、今日は下げ優勢に動いていただけに「このまま下がるかな」と思っていました。やはりランド円相場に油断は禁物でした…。

 現状のランド円は直近の下落幅(5.795円→5.617円・0.178円)のフィボナッチ・リトレイスメント61.8ジャストの5.727円が現時点の高値となっています。ここを抜けるか、反転するかが今の注目ポイントでしょう。

 

 洋傑は一貫して5.609円(最安値)更新を基本の方向性としていますので、このまま上昇して…といった展開は考えていません。週間展望では高値を6円台までもっていっていますが、それはあくまで可能性論として広くレンジをとっただけであり、個人的な方向性は下向きですので、現状ではフィボナッチ78.6にあたる5.756円を越えた場合、厳しい判断で言えば週間展望の見込みは破綻する事になります。

 現在はその一段下での抵抗ラインである位置で一旦止まっていますが、この動きが今後どうなるかを考えていきたいと思います。

◆反転ラインは一段上にもあるが…

 

 現状ラインは想定反転上限まで3銭程下ですが、ここらで反転しないとチャート推移的には厳しい判断を迫られる事になりかねません。というのも、現状高値辺りが下落ラインの上限とも言える位置であるからです。

 これは見方にもよりますが、昨晩に付けた安値5.617円は直近の下落ライン下限に沿った位置であり、事実としてこの点で反転しています。これにより、現状に於いて下落トレンドが維持されている仮定に於いては、現状高値が反転位置としては丁度よい位置であり、この点を越えての反転とは意味合いが異なっていきます。

 

 既にランド円は直近下落推移に於いて、緩やかながら下落W字を形成しており、下がるならそろそろ下落しないと、逆に上抜ける事態になりかねません。最終防衛ラインはまだ上にありますが、正直この辺で反転してくれないと不安で仕方ありません。

 まだランド円を取り巻く環境は下落を示唆する程の動きになっていません。南アフリカ債利回りも上下に振れており、まだ上昇する余地を十分に持っています。諸指標推移を見る限りではまだ反転下落する気配は薄く、かなりハラハラする局面です。

 

 というか、本当に相場反転の段階は毎度ドキドキします。抜ければ失敗、下がれば歓喜といった具合に、逆張りはリスクが異常に付きまといます。正直見込みを付けるのを後悔してしまう時が多いです。

 ですが、やはり洋傑はこのまま再度6円を目指す展開になるとはどうしても思えません。その岐路が現状の5.72円~5.76円の売買攻防となるでしょうが、この難局が、おそらく大きな転換点になると思っています。

 

 難局を乗り越えて、喜びを得たいですが、果たしてどうなるでしょうか…

 :;(∩´﹏`∩);:ドキドキスル