洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆いよいよ展望大詰めの局面・果たして最安値更新なるか

 

 ランド円は5.712円を高値に、今のところは下落に転じています。このまますんなりと下がるか、反転して再度の高値を付けるかは今後の動向次第でしょうが、洋傑はこのまま下げる展開に賭けています。

 下落すると考える理由などは幾つかありますが、やはり現在までの、7.833円を始点とする下落波動推移を考えれば考えるほど、まだ幾分の下げはあるという結論に至ってしまいます。

 

 元々の波動展開であれば、6.5円程度で収まるはずの流れでしたが、7円から一気に6円まで墜落した事により、それまで超長期間(おそらく5年近く)続いていたじり安ながらも大きくは動かない相場が動き始めたとも言えます。今回の下落トレンドはそういった意味においても、ここ数年の動きとは全く異なる展開を進んでいる事を念頭に入れておく必要があると強く感じます。

 なので、今までの波動推移から、まだ下落が続くという仮定に基づいて考えた場合、最安値が5.607円で終わる、という結論の方が、無理があると洋傑は考えます。

 

 その「あると信じている」最安値の再度の更新が、今週にあるかどうかはまだ分かりませんが、可能性としては十分にあり得ると考えています。理由としては、当初考えていた今日の上昇が、思った以上のスピードで進んだ事です。洋傑の今日の推移展望は欧州後半にかけて上昇傾向、といった考えであり、初動に於いては下落が優勢とみていました。事実株価は下落スタートとなりましたが、ランド円はその動きに反して上昇しました。この辺は誤算と言えます。

 

 その点に於いても、推移展望は「遅れた」と考えていました。恐らく欧州序盤で下げて、徐々に上昇するだろうと、推移展望を修正したからですが、この考えも上述の急伸で裏切られた格好となりました。

 途中までは想定より遅れ、その後の推移で追い越した感があり、現時点の推移(反転下落?)も、想定していた時期より早い段階で動いていると言えます。

 

 この反転下落が、週末米国市場前に来た事(反転していればですが)は、今後の推移に於いても大きな変動を生む可能性があります。通常米国市場開場後に来る予定であったこの反転下落がもし本下落であった場合、週末クローズまでに下抜けする可能性はゼロであったと言えます。夜半を過ぎると週末は動きもかなり緩慢になりますし、ましてや反転などというデリケートな局面は、そういった場面では生まれにくいです。

 

 この動きが米国市場開場前に出ていた(今回の下落が反転であった場合はそうなります)としたら、この後の展開によっては下抜けの展望が見えてきます。是非とも今週中に下げ抜けてほしいものです。

(その方が次週展望が見えやすいですし)