洋傑のつぶやき(4月5週-5月1週ランド円偏見解展望)

◆週間展望が洋傑の展望であり、これは主観偏見要素強めの記事です。

 

 今日の朝に於いて週間展望記事はアップしています。諸指標推移や波動推移、現状に至るまでのテクニカル・オシレータ観点を総合的・中道的に分析して導いた推移展望論となっていますので、一度ご覧いただければ幸いです。

◆週間展望はこちら

 

 本記事の内容はそれよりももっと主観的・直観的要素を盛り込んだ推移推測となっており、従来の展望記事より信憑性は劣ると考えています。あくまで「洋傑が勝手に考えている妄想」としてご覧ください(笑)。

 

 さて、先々週から始めた内容の記事ですが、今回で3回目となります。前回・前々回よりは週間展望との違いはありません。最初に書いておきます。

 ただ、より具体的な推移について書いていこうと勘がていますので、その辺は週間展望よりは内容的に突っ込んだものになると思います。繰り返しですが、あくまで洋傑の妄想ですので、その上でご覧ください。

◆まずは仮定状況のまとめ

 

 最初に今現在の推移についての洋傑の仮定を記載しておきます。

 今現在の推移について、洋傑は「6.094円始点の下落波動」であると考えており、この下落は「直近最安値5.607円を割り込む」波動であると考えています。そして、より細かく書くと、「5.716円を始点、5.814円を高値とした下落収束型トラインアングル波動の途上」であり、「abcde波のe波に達している状況」と考えています。

 

 よって、5.814円高値を越える展開になった場合には展望破たんとなり、5.814円から直近安値5.610円までの値幅に対してのフィボナッチ・リトレイスメント78.6以上となる5.770円(少し余裕をもって5.780円)以上となると、実質破たんとなります。

 

 この辺については昨日のエリオット波動記事に書いていますので、良かったら一度ご覧ください。

◆先週までのランド円波動推移についての見解はこちら

 

 その記事内に於いて、洋傑は現時点のランド円推移がe波の第2波まで終了しており、再度の上昇後に相場は反転、膠着ブレイクして下落する展開を考えています

◆仮定トライアングルe波はどこまで上がる?

 

 直近推移に於いて重要なのは、トライアングル修正の最終e波の最終波動3波(上昇)が、どこまで上昇するかの一点に絞られるでしょう。これは直近のランド円下落幅(5.814円→5.610円・0.204円)のフィボナッチ・リトレイスメントが反応しやすいと考えています。事実、直近高値5.712円(5.610円始点・値幅0.102円)は、このフィボナッチ50.0ジャストに相当する位置です。この事からも、高値目処はフィボナッチ節目が意識されやすいと考えます。

 

 因みにe波3波動目は、当然ながら1波動目よりは高値になる事が前提条件でしょうから、最低でも5.712円は超えてくると考えています。そして、50.0以上の節目としては、下記ラインが意識されやすいと思われます。

●F61.8:5.736円

●F76.2:5.765円

●F78.6:5.770円

 よって、洋傑の仮説による高値目処は「5.712円以上、5.770円以下」となります

 

 しかし、5.71円-5.77円では少し幅が広すぎるので、もう少し見解を掘り下げてみます。

 ここまでのトライアングル波動に於いて既にa~d波は完了していると考えていますが、その波動推移とフィボナッチを書くと以下の通りとなります。意外に相関性が強い印象です。

 

①トライアングルa波

 ●1波:5.716円→5.773円(0.057円)

 ●2波:5.773円→5.729円(0.044円)

  ※2波/1波のフィボナッチ:77.1

 ●3波:5.729円→5.814円(0.085円)

  ※3波/1波の比率:1.491倍

 

②トライアングルb波

 ●1波:5.814円→5.683円(0.131円)

 ●2波:5.683円→5.795円(0.112円)

  ※2波/1波のフィボナッチ:85.5

 ●3波:5.795円→5.617円(0.178円)

  ※3波/1波の比率:1.359倍

 

③トライアングルc波

 ●1波:5.617円→5.710円(0.093円)

 ●2波:5.710円→5.645円(0.065円)

  ※2波/1波のフィボナッチ:69.9

 ●3波:5.645円→5.750円(0.105円)

  ※3波/1波の比率:1.129倍

 

④トライアングルd波

 ●1波:5.750円→5.655円(0.095円)

 ●2波:5.655円→5.710円(0.055円)

  ※2波/1波のフィボナッチ:57.9

 ●3波:5.710円→5.610円(0.100円)

  ※3波/1波の比率:1.052倍

 

⑤トライアングルe波

 ●1波:5.610円→5.712円(0.102円)

 ●2波:5.712円→5.631円(0.081円)

  ※2波/1波のフィボナッチ:79.4

 

 となっています。傾向としては2波/1波については比較的リトレイスが大きく、最大で85.5で反転している点、3波/1波の比率は次第に小さくなってきている点です。

 

 この経緯から推測するに、直近の下落下値5.631円は反転ポイントとしては丁度良い点であり、ここで下げ止まる可能性が高いと言えますし、仮にもう少し下げたとしても、上記最大で85.5を上限とした場合には5.625円が最大下限と言えます。

 そして、高値としては1.052倍より小さくなる(今までの傾向から1.0倍は割らないと仮定)と考えた場合、e波3波動の上昇幅は「0.102円~0.107円」と考える事が出来ます。

 

 その前提で考えると、c波3波動の高値目処は5.733円~5.738円と、無理やりの要素が強い(笑)ながらも、絞る事が出来ます。この高値はフィボナッチ・リトレイスメント61.8の近似値でもあり、一定の信憑性が持てます。

 仮に5.73-5.74円ラインを抜けたとしても5.77円では反転する、もしくは抜けると展望破たんとなりますので、おのずと洋傑の損切りポイントは5.78円となります。

◆反転後の推移は…「7.07円からのナイアガラ」再来??

 

 上昇後の反転ポイントは上記の通りですが、その後の推移はどうなるでしょうか。週間展望では下落、とだけ書きましたが、以前に書いた「捨てきれない推論」でも綴っている通り、やはりこの7.833円からの下落5-3波動目の終点推測ポイントである5.03円-5.07円が、可能性として高いのではないかと考えています。

 

 「いやいや洋傑、現地点から60銭以上も下じゃないか!!」と言われそうですが、洋傑自身の考えはあまり変わっておらず、以前にも書いた通り、やはりその辺りまで下がるのでは、と強く考えます。

 

 そして…現在のチャート推移が5波(厳密にいえば6.732円始点の5波動目)である点も洋傑が急落を考える理由の一つです。最近はどの波動に於いても5波動目が最大値幅になる事が多く、大きな下落トレンドに於いても5波動目が最も大きく、小さなは波動に於いても5波動延長が多いです。

 また、ここまでの推移に於いて、現状は7.065円を始点とする5-3波動内にあり、その中の5波動目となっています。7.065円始点の5波動は、5-1波動が1.050円となっており、5-3波動目は既に5-1波動目より長くなっている点からも、5-1波動の1.618倍になる可能性が高いと見ています(延長波の特性から推測)。

 

 仮に1.618倍となる場合、下値は上記の5.03円-5.07円前後となりますが、その下落波動も残すところ1波動のみの段階で、まだ60銭程度の開きがあります。

 こうなってくると、今後の展開は(下げる仮定の上に於いて)①想定下値まで届かず反発 ②急落で到達 のどちらかになるのではないかと考えており、洋傑は後者を推測しています。

 

 勿論この辺は妄想の域の話であり、信憑性云々の次元の話ではありません。ただ今回の膠着相場があまりに長い為、今後放出されるエネルギーは大きなものとなります。その意味でも、一定の価値のある推測であると勝手に考えています。

◆偏見解展望・洋傑のトレード戦術

 

 以上の点から、ランド円の週間推移を主観に基づいて結論付けると以下の通りとなります。

◆ランド円レンジ:5.00円-5.80円

◆方向性:前半上昇→膠着・後半急落

 

 また、トレード戦術としては、

◆初動は買い建て

◆中盤は売り建て

 といった感じです。