※あくまで一見解であることを前提にご覧ください。
◆遂に節目直前まで再び下がってきたランド円。直近は5.832円まで下がったが…
今日のランド円は大きな推移もなくじりじりと値を上げていましたが、大きな節目である調整a波の1.238倍にあたる5.845円には届かずに推移していました。ですがここにきて再度値を下げて節目ポイントである5.845円を越えました。これによってランド円は拡大フラット調整ないしランニング調整(フラット+トライアングル)の最低条件を満たしたことになります。
では現時点の5.832円について、このポイントで反発するかどうかについては、まだはっきりしませんし、この拡大フラットないしランニング調整の終点については通常のフィボナッチ・リトレイスメント程綺麗に表れる事は珍しく、大体1.238倍~1.382倍の”丁度良い”ポイントで反転するケースが殆どです。
つまりライン引きにおける接点や、値の節目(キリの良い数値・例えば5.80円や5.75円)が意識される事が多いです。よって、現時点がどのような位置であるかを把握する事が重要であると考えます。
現在の最安値5.832円はこの前までの下値節目であった6.156円とこの間までの下値反発点であった5.960円の延長線上にあると言えます。ただ、この辺はある程度余裕を持ってみることが重要であり、今の地点であれば恐らく1銭程度の下振れはあっても不思議はありません。
また、現在の下落に至る経緯も重要です。現在までの推移に於いてランド円チャートは下落W字を描いており、これはまとまった下落によくある傾向です。それを踏まえると5.74円ないし5.80円が意識されるところですが、洋傑は5.74円までは下がらない可能性が高いと考えています。
理由は昨日も言った、検証中指標分析法における観点から言って、下落期間はもう終わる可能性が高く、これ以後もズルズルと下がる展開、また急落して…といった流れにはなりずらいと見ている部分が一点、もう一つは割と上記下落ラインが綺麗に出来上がっている為、これを崩すほどの規模ないしトレンドにはなりずらいと考えるからです。下がったとしてもその下落ラインの「誤差」程度で収まる5.80円程度だと考えます。
書いている内容が体感的なものになっていると自分でも感じますが、そもそもチャート推移も人間の集まりが構築するものです。ある程度の経験則からそういった部分も大事だと最近感じています。
以上の内容をまとめると以下の通りです。
①反発点は5.74円~現在最安値まで柔軟に見るべき
②下落下値ラインでの兼ね合いから5.80円以上で反発する可能性が高いと推測
一旦上昇に切り替われば急伸する事も考えられます。これからの推移に注目です。