洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆雇用統計を控えて小幅な値動き…すべては発表後か?

 

※本記事内容は洋傑の個人的な見解に基づく展望を書いております。あくまで個人的見解であり、明確な先行きを示唆する内容では無い点をご理解の上、ご覧ください。

 

 今日の欧州時間は想定通り下落して反発…することなく、想定下値を下抜けて最安値に迫る勢いです。再び最安値更新を目前に控えた状況であると同時に、ここを抜けると洋傑の中期展望は破たんすることとなり、非常に重要かつ危険な局面となってきました。

 ただ、洋傑は現時点でも5.741円を下抜ける展開にはならないという見解に変更はありません…が、こうなってくるとやはり自身は持てないですね。不安です。

 

 直近上昇幅に対してのフィボナッチ・リトレイスメントの節目は全部超えています。あくまで反発する前提内での観点から言えば、最安値直前まで下落して反発するか、最安値5.742円は節目の5.741円より0.1pips高いので、きっちり数値を合わせて反発するかの展開を考えています。というか、反発するなら上記2つしかありません。

 

 そしてここ数時間は5.75円~5.79円内で小幅に推移しており、明らかに雇用統計を待っているような気配です。すべては発表後の動き始める可能性が極めて高いと言えます。その結果によってどちらに振れるかについて、現状は大きくドル高・円安に振れており、ドル円は上昇しています。しかし、発表後はこの反動が起きるとみています。

 

 理由は、やはり予測数値が高いように感じる点が大きいです。洋傑は詳しいことは分かりませんが、非農業部門雇用者の増減がー10万人はまだ高いと思います。それと同時に失業率も3.8では収まらない気がするからですが、これはあくまで体感的・個人的見解であり、さしたる根拠とはなりません。

 むしろ洋傑は諸指標推移から株価・債券がほとんど動いていない中、ドルと円が動いている点から反動が起きると考えているという部分が大きな理由と言えます。もともと諸指標推移からランド円動向を探る方法で見てきた洋傑は、この点が引っかかっています。「さしたる理由なく動く推移は反動で戻る」が、ドル安・円高を考える理由です。

 

 とはいえ、現状は円安ながらもランド円安です。円高になれば更に下がる…とは限りません。誰かの言葉を借りれば、ランド円は変態通貨であり、時に概況を完全無視してでも真逆に動く事のある通貨です。此処は南アフリカ債利回りで見る方が良いかもしれません。

 

 南アフリカ債利回りは上昇を続けていますが、遂に中短期下落ライン上限に差し掛かりました。週末の終盤にてトレンドをブレイクするような展開にはならない可能性が高い(むしろ週明けがブレイクタイムと言えます)という主観的意見と、現在のランド円下落の主原因がドルランドが上昇している点を考えれば、上記の推移からも反動上昇があって不思議はありません。

 

 勿論絶対な意見はありませんが、上記2点から、洋傑は雇用統計後の推移がランド円上昇に振れると推測します。尚、5.741円を割れば中短期の展望破たんです。

 

 ハラハラする局面ですが、こういうギリギリの攻防、好きなんですよね…。

 (´・ω・`)