洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆週間展望をまとめながら感じた事

 

 週間展望もまとまり今日の昼間にアップしましたが、週間展望としては下落→上昇という流れで推論付けました。ただ、それほどシンプルな推移になるかどうかは正直不安があります。

 

 まず諸指標推移について、株価は初動下がると見立てていますが、サンデーダウの動きを見る限りでは週明けの窓開けは内容に推察されます。もちろんサンデーダウ推移はあまりにも極端な流れにならない限りは推移を推し量る事は難しく、こういった動きになった際は「窓が開かない」程度に考えた方が良いかもしれませんね。

 

 その後の推移についても株価は不安定な動きになることが多く、都度の更新が不可欠です。その辺は日別の展望にて推移を記載していきたいと思いますが、株価推移は先週も再度の本下落に必要な上昇高値(と洋傑が考えている)19800円に上昇するとみていましたが、結果としては反落して現在の値に至っています。今現在に於いても19800円まで上昇して再度下値更新という推論に変更はありませんが、その間の推移は様々な影響を受けながら動くので、想定外の推移が専らとなるでしょう。そういった意味で、上述のシンプル推移になるかは大いに疑問が残ります。

 

 また、通貨インデックスに於いてもドルの反落・ユーロの反発はチャート推移から見て考えている推測であり、本当に下がってくるかはサイケイン動向次第となります。というのも、先進国債利回りに於いて上昇傾向が顕著なドイツ債が上記ユーロの上昇形成に寄与するとみているからであり、この動き自体が下向きになると資金流動自体が見立てから大きく狂うことになりかねません。この辺の資金移動は債券から見定めるのが良いと考えます。

 

 何より、今週の推移を見定める局面は早々に訪れそうです。即ち南アフリカ債利回りが短期下落トレンド上限付近にタッチしている節目で週末クローズしている点から、週明け後の推移はここで反落しないと大きくランド円は値を下げる展開に繋がりかねません。そしてその初動は先週末のフィッチによる南アフリカ格下げによって利回り上昇となる可能性が高いです。

 先ほど下落トレンド上限付近にタッチと書きましたが、これはあくまで最高値から次の高値でつなぐラインでの話であり、洋傑はまだいささか上値に余地があるとみています。本当にトレンド転換するのは直近最高値を更新した場合であり、この短期下落ライン上限を抜けた程度では、その推移は定まったとは言い切れません。

 

 このような中途半端な位置で推移する事になるのが今週の推移だと現時点では推測していますので、仮にその過程で考えるとランド円推移は非常に不明瞭かつ不安定な動きなる可能性が極めて高いと考えます。

 

 現に検証中指標分析の見解では週初動は狭いレンジでの不安定相場が示唆されています。しかしその後は急落→急伸と動きが明確になっていますので、このあたりの推移サインと株価の下落傾向・再度の高値への推移期待、ドルとユーロの反転などの接点から、今回の相場推移を導き出しており、いくつかの点を結び付けた点では一定は根拠として存在しつつも、エリオット波動とは接点があまりないのが不安要素です。

 

 エリオット波動とも全く接点がないとは言いません。下値目処の候補点としては最も近い位置に5.54円があり、ここまで短期間に急落すれば上記展望との接点(急落→急伸)との連動は可能です。しかし、週初動に於いて高い確率で横ばいが考えられる中、果たして1日でそこまで下がるかは疑問が残ります。

 

 …と、週間展望を書いた洋傑自身、まだまだ不安要素がある局面です。波動上は下がらないといけないタイミングですが、概況推移をマッチしない場合、アップダウンが発生することは十分あり得ます。推移については点で見ず、大きく捉えて慌てないことが重要であると強く感じます。

 

 日々の展望では諸指標の動きに細心の注意を払って記載します。その都度ご覧いただければ幸いです。

 (*'ω'*)