洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆展望記事、明日から本格的に再開予定です。

 

 ここ数日立て込んでいた為に日別展望が貧相な無いように終始していましたが、明日より本格的に再開します。

 連日書いていた内容は個人的な理由で分析があまりできていない内容で書いていた関係上、諸指標推移も総合分析も満足のいく内容となっていませんでした。やはり諸指標分析は重要であるという事を再認識した次第です。

 

 株価・債券・通貨インデックス・リスク指標・そして南アフリカ債利回りを含めた総合的なファンダ判断と、エリオット波動を中心としたテクニカル分析を総合的にしないと、やはり精度は上がりません。まあ総合的に書くと、個々の判断ができても総合判断ができない、といったデメリットも発生しますが、そこは悩みながらでも結論を出すつもりです。

 

 最近は昼記事をやめた関係上、少し書く内容にも余裕ができる素地はありますので、明日から再度仕切り直しで頑張ります。

◆ランド円は大きな節目を迎えたか

 

 今日のランド円は下値優勢となっています。洋傑は午前中を中心に株価が再度持ち直すと見ていましたが、実際は全く持ち上がらず、単味の中国市場も下げ優勢と、ほぼ終日を通して売りが優勢な状況が維持されています。

 また午後からは南アフリカ債券市場も売り優勢で動いており、昨日の記事に書いた節目(20年債利回り・11.170)をあっさりと上抜けました。推移動向は昨日と大差なく、ランド円推移も同様にあまり動いていない状況ですが、今日のランド円は下値をこれから広げるのではないかと洋傑は考えています。

 

 そして現在のランド円下落が本下落か、調整下落かの判断基準となる節目を迎えそうです。

 その節目とは即ち、今回の下落波動の推定1波と3波の比率が1.618倍以内に収まるかどうかです。エリオット波動に於いて調整波と衝撃波の見分けは3波の伸びで判断する事が多いですが、この節目が、今の地合いなら今晩来ると見ています。

 

 ひとまず、今までの下落波動を洋傑始点でカウントすると以下の通りです。

①1波動目:5.908円→5.801円(0.107円)

②2波動目:5.801円→5.852円(0.051円)

 ※1波動に対する2波動のリトレイス:47.1(≒50.0)

③3波動目:5.852円→5.741円進行中

 

 以上に於いて重要なのはこの3波動目が1波動の1.618倍以内で収まって反転するか、それ以上になるかで判断できると思います。よって、

 0.107円✖1.618倍=0.173円(5.679円)

 となります。この5.68円を下回れば、おそらくこの下落波動は5.607円を下抜ける動きを今後示すと思われます。

◆今晩の推移はどうなるか

 

 南アフリカ債利回りは大きな節目を抜けたと見ていますので、今後の展開についても基本的には下値優勢に動く可能性が高いように感じています。但し、株価推移との連動性がここ数カ月内で最も強い状況となっていますので、米国市場での動向には警戒が必要でしょう。逆に大きく下がるようなら、ランド円も更に下値を広げる可能性もあります。

 

 洋傑は欧州時間内に一定下げると見ています(個人的にそう考えているだけなので、自信は無いです(笑))ので、米国市場開場前後は一旦流れが小康状態となって横ばい推移ないし、それまでの動きの反転が見られると考えます。その流れが続くかどうかは米国市場の動向次第であると思いますが、かなり判断は難しいと思います。

 

 理由としては米国債利回り推移が上昇ライン下限を割った気配がある事、現状までの株価推移などからの下落圧力の強さが相場下落要因として、逆にドルが中短期三角持ち合い上限ラインに当たり、頭打ちになっている気配がある点、円インデックスが大きな三尊形成の気配があり、その上限(0.009400前後)に差し掛かっている点、原油価格の上昇などが上昇要因として拮抗しており、今後の流れ次第、といった感が強く、指標推移では判断できない部分が大きいです。

 

 チャート推移としてはランド円が21:00~22:00にそれまでの相場から反転するケースが多いので、それまでの傾向が下落であれば上昇、そのまた逆も然りといったところでしょうか。

 

 最近は指標推移が流動的過ぎて、はっきり言って読みづらいです。暫くはまだ静観するか、時間別に取引する方が無難かもしれません…。

(;一_一)コンシュウハムツカシイ