洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆チャート分析していたらこんな時間に

 

 今日は朝からチャート分析を進めていたところ、すっかりブログ更新を忘れていてこの時間になって慌てて書いております。最近のランド円推移は非常に解読が難しい局面が多く、苦戦する事が多いです。

 そもそも、株価手動の為替推移になるとこのケースになるパターンが多いです。元々株価の特性上、非常に極端で流れが変わりやすい事が多いので、それに為替が振られると、少ない資金量でトレードしている身には苦慮する局面が増えて苦戦します。まさに今週はそんな一週間でした。

 

 そこで朝から腰を据えてじっくりとチャート分析を進めていました。チャート分析の画像などは著作権の関係上で載せる事ができませんが、じっくり見れば見るほど、今の推移は洋傑の考えている5-3-4波動トライアングルe波を終えた可能性が高いように感じます(個人的には終わったと判断していますが)。

 推定c波始点(5.920円)を意識したライン(5.907円)で反転した点や、推定e波が明確に3波動構成になっている点(5.632円→5.884円 / 5.884円→5.801円 / 5.801円→5.907円)、またそのトレンドラインを前回下落時で既に下抜けている点などがその根拠となります。

 

 故に今後の推移は下落優勢になると見ていますが、近々の動向についてはまだはっきり断定できる推移とはなっておらず、推定e波終点である5.907円を越える事はないと思いますが、そこまでは上昇しても理論上問題なく、この辺は諸指標推移によって左右される部分が大きいように考えています。

◆まだまだ方向性が見えない諸指標推移

 

 上述の通り、近々推移は諸指標推移に左右されやすい地合いにあるランド円ですが、その肝心の諸指標推移は…何とも方向性が掴めない状況となっています。

 

 株価推移は急落→持ち直しを繰り返しており、トータルで見れば然程落ちていない状況が続いています。まあこの動きをまとめて見れば、2-3月に見せた急落直前の推移に似ている状況ではあり、「ゆくゆくは下がる」のでしょうが、その時期が掴めないのでは意味が無く、そしてその時期は不明瞭です。軽率に下がると見ていると手痛い損害を被りかねません。

 

 通貨インデックスはごく短期で見ると何とも言えない状況ですが、中短期的に見た場合にはドル高・諸通貨安が表れているように感じます。ここでいう諸通貨とは資源国通貨ですが、ユーロや円推移はまだ不明瞭と言えます。

 

 債券利回り推移は各国で動きが割れています。まず日本債利回りは中短期的にはまだ上昇傾向と言えます。逆にドイツ債利回りは下落傾向が顕著であり、米国債利回りは上下方向感のつかみにくい「節目」にあると思います。この動きをまとめる事は現時点において困難であり、まだ暫くは日々の推移に於ける動向左右が支配的でしょう。

 

 リスク指標は硬軟分かれる状況です。まず金価格は上昇傾向が顕著です。ドルとの相反関係から考えても潜在的なリスクは上昇傾向と言えます。原油価格は少し前の暴落から持ち直しのショートカバー局面とも言えますが、ひとまずは買い優勢な状況です。そして通常はあまり出しませんが銅価格、こちらは先週からじりじりと下落している状況です。これは金価格同様に懸念リスクが上昇していると言えます。

 

 これら諸指標推移をまとめると、潜在リスクこそ上昇しているといえるものの、その他の指標は動向がはっきり定まっておらず、まだ暫くは方向感のない推移が続く可能性が高いと見ています。ただし、将来的な方向性はやはり下向きに感じます。 

◆南ア債利回りはトレンド転換が明確になった感があり

 

 南アフリカ債利回りは3月下旬から始まっていた下落トレンドラインを明確に抜けた感があります。これにより今後のランド円は上値が重く、下値が広がりやすい地合いが強まりそうです。昨日の株価持ち直しに対してのランド円がじり安展開などが好例でしょう。ああいった傾向が今後生じやすいと言えば分かりやすいかもしれません。

 

 利回りの下落トレンドと書きましたが、厳密には下落ではなく三角持ち合いというべきでしょうか。今後の推移はそれまでの上昇傾向を更に強める可能性があり、暫くは利回り上昇の局面が多くなりそうです。ランド円に関してもそれに準じて下落が強くなる可能性は高いです。よって、5.907円を再度越える展開は暫くないと見ています。

 

 中短期的に見ればランド円は膠着相場からの脱却になる可能性が高く、方向性は下であると見ています。

◆中短期展望は明日明後日の完成予定です

 

 そろそろ中短期展望をアップする予定です。

 今回の展望は今後発生するであろうランド円下落局面の中短期展望となります。現時点でも値幅はある程度決めていますが、諸指標推移のさらなる分析を進め、ファンダメンタルズも含めた総合的な推移展望をアップするつもりです。

 

 アップは順調にいけば月曜日かな、と思っていますが、ここ最近個人的に忙しい事が多いので、はっきり断言できませんが。

 (*'ω'*)ガンバリマス