洋傑のつぶやき(長きにわたる波動推論が)

◆概況強気の中、遂に6.150円ラインを越えたランド円

 

 今日のランド円は、昨日同様に異常に強い株価推移に押される形で上昇しました。東京市場開場直後から早々に6.13円前後をマークすると、暫くは膠着相場となりましたが、昨日のように値下がりすることなく欧州時間を迎え、南アフリカ債利回りの下落や概況の強さによって、遂に上値を破られる結果となりました。これによって洋傑が当初から考えてきた波動推論が一部以上は崩れる結果となってしまいました。

 

 洋傑は現段階の推移が下落5-3-5波動スタートないし5-3-4波動中と考えていました。そしてこの下落5-3内の5波動構成に於いて、6.156円は5-3-1波動終点と位置付けていた為、この流れが崩れた格好です。エリオット波動に於いては一時的な行き過ぎはないとは言えませんが、ここは一旦崩れたと考えるべきでしょう。

 再度の波動カウントの直しと、そもそものトレンド転換の有無について、再度調べ直さないといけない状況に至っていますが、これにはかなり時間がかかると思いますので、ひとまずはテクニカル分析と諸指標推移判断による方向性把握しか洋傑には方法が無い状況です。

 

 諸指標推移は依然として強い状態を維持し続けています。日経先物はあっさり21000円を越えて以後も崩れる気配がなく、まだ高値を狙う勢いです。一方でダウ先物は現在発生している上方収束を達成する意味でも26000ドルを目指す流れになると思われます。それが今晩かどうかは分かりませんが、大きな値崩れが無ければ、今晩は急上昇の可能性もあります。

 通貨動向はドル安・円高・諸通貨高となっています。こちらも洋傑が朝記事にて見込んだ株安になっていない事もあり、想定と真逆の結果になっています。ドル安と円高という事で、クロス円はともかく、ランド円にとっては方向感を出しにくい状況ではありますが、株高によって諸通貨動向が良い流れを考えると、今後は再度の浮上の可能性が高いでしょう。加えて円が低下する事があれば、急伸する事すらあり得ます。

 債券動向も上向きになりました。どの内容も急伸となっており、この動きは今晩まで引っ張る可能性が高いです。

 金価格は下落、原油価格は上昇と、ドル推移を勘案してもリスクは後退気味です。

 

 南アフリカ債利回りも

 

 これら概況推移を考える分には、

◆上昇したランド円、一旦戻りの局面か?

 

 

 洋傑、ポジションは僅かに建てていましたが、被害は軽微です。それ以上に6.156円を越えたことが個人的にはショックが大きく、結構打ちひしがれています。この6.156円が相当強いレジスタンスラインとして機能して、相場は反転下落すると見ていましたので、昨日推移で高値更新を防いだ時点で「下がる!」と正直思っていました。

 

 しかし実際はご覧の通りの高値更新です。この推移は今後の展望の見直しを迫られる内容であり、直近の推移展望が崩れた事にもなりますので、こういった大きなスパンでの見込みが外れた事は大きな衝撃です。

 

 今一度諸指標を見直し、今後の推移を分析してみたいと思います。

(;一_一)ガンバロウ