◆週間展望が洋傑の展望であり、これは主観偏見要素強めの記事です。
今日の朝に於いて週間展望記事はアップしています。諸指標推移や波動推移、現状に至るまでのテクニカル・オシレータ観点を総合的・中道的に分析して導いた推移展望論となっていますので、一度ご覧いただければ幸いです。
本記事の内容はそれよりももっと主観的・直観的要素を盛り込んだ推移推測となっており、従来の展望記事より信憑性は劣ると考えています。あくまで「洋傑が勝手に考えている妄想」としてご覧ください(笑)。
◆まずは仮定状況のまとめ
最初に今現在の推移についての洋傑の仮定を記載しておきます。
今現在の推移について、洋傑は「6.094円始点の下落波動」であると考えており、この下落は「直近最安値5.607円を割り込む」波動であると考えています。そして、より細かく書くと、「5.920円を始点とした、下落3波途上」であると考えています。
よって、5.920円高値を越える展開になった場合には展望破たんとなり、5.920円から直近安値5.610円までの値幅に対してのフィボナッチ・リトレイスメント78.6以上となる5.770円(少し余裕をもって5.780円)今後付ける下値までのフィボナッチ・リトレイスメント78.6以上(現時点での安値5.654円で反発した場合には5.863円)となると、実質破たんとなります。
この辺については昨日のエリオット波動記事に書いていますので、良かったら一度ご覧ください。
その記事内に於いて、洋傑は現時点のランド円推移が3波に至っており、大きな下落局面に入っていると考えています。
◆3波は5波動構成になるか、一気に下がる展開になるか…
直近推移に於いて重要なのは今回の下落が5波動構成の動きになるか、一気に下落して終息するかであると考えています。通常推進波は5波動構成となるケースが殆どですが、稀に急落(フラッシュクラッシュ)という形で推進波が収束するケースもあります。
まず、この3波動目終点がどこまで下がるのかの推定から始めましょう。今回の下落波動は、3波動目である関係上、1波動目の1.618倍が意識されやすい位置ですが、可能性論としてフィボナッチの節目である0.762倍、0.786倍、1.000倍、1.238倍、1.382倍の他、2.000倍以上も記載しておきます。
●6.094円始点の下落波動3波の終点見込み(始点5.920円)
※1波動目:6.094円→5.610円(0.484円)
①0.762倍:0.368円(5.552円)
②0.786倍:0.380円(5.540円)
③1.000倍:0.484円(5.436円)
④1.238倍:0.599円(5.321円)
⑤1.382倍:0.668円(5.252円)
⑥1.618倍:0.783円(5.137円)
⑦2.000倍:0.968円(4.952円)
…まあこのくらいでいいでしょうかね。ひとまずの3波動終点候補は上記辺りですが、往々にして1波動よりは大きな規模になるケースが多いので、可能性としては③以下でしょう。今回の下落が段階的に進む場合には、①ないし②辺りが一旦の反発点として意識されやすく、反発の目安となるでしょう。①②以外にも5.610円や、現時点の下値5.6554円も一定意識されやすいでしょう。
一旦反発すれば、そこから最大でフィボナッチ・リトレイスメント78.6までは浄書する展開は考えられますが、洋傑の偏見解としては、急落で一気に下がる流れを考えています。
◆3月急落相場との類似性…やっぱりナイアガラがあるような気がして…
これはあくまで妄想話ですが、やはり洋傑は先週同様の見解として相場崩壊・フラッシュクラッシュがあるような気がしています。根拠はほぼないに等しいですが、幾つかの理由付けはできなくもありません。
まず一つ目に、週明け東京相場が休場である点です。オープンから東京市場前半(中国市場が開く10時過ぎまで)はかなりの閑散相場であり、動きも展開次第では大きく崩れる可能性があります。
二つ目に、先週末推移に於いてかなりの株安に陥っている点です。日経先物もそうですが、米国時間に於いてダウ先物はクローズまでに300ドル近い下げとなっています。この影響は高い確率で東京市場前~中国市場開場までに影響を与えると思われます。幸い、サンデーダウは殆ど値動きせずに平穏ですが、オープン以後に大きく動く可能性は捨てきれません。
三つ目にチャート推移です。各クロス円(特に資源国・新興国通貨)は陰線続きで大きく下げを強めています。この推移から見る限りではクラッシュが起きてもおかしくない状況と言えます。
大きく三つ書きましたが、あくまで期待論に近い内容であり、信憑性はないに等しいですが、一番洋傑がクラッシュすると考
えている理由として、ランド円の下げに至る経緯と下げ方です。
これはチャート推移と重なる部分もありますが、以前あった7.07円からのナイアガラ(本格的に発生したのは週跨ぎ後の月曜日初動でしたが)も、同様の経緯でいきなり崩れました。7.07円から6.80円まで一気に下がった点と、今回の5.92円から5.65円までの急落、非常に類似性を感じます。
そして、それが前回も週末に起きた点です。加えて、週明けの月曜日に大きく崩れた点が、明日の値崩れの可能性を感じさせる部分です。今回の下落経緯とタイミング、この2点が類似している点が、週明けクラッシュ相場が来るのではないかと考える理由です。
◆急落するとして、その後の展開は?
ここでは急落相場が訪れた仮定の上で書き進めます。
仮に急落が起きたとして、その下値は恐らく4.9円~5.1円程度であると考えています。これは上述のフィボナッチから推測する値であり、一部前回(3月)の急落相場の数値も加味しています。
その後の推移は毎度のクラッシュ相場のような反動上昇が発生すると見ており、週半ばには行って来いになる可能性もあります。一旦の反発目処は5.5円~5.7円程度でしょうか。その辺まであっさりと上昇する展開は十分にあると見ています。その後はあやふやな推移となり、週末の雇用統計を迎える、といった感じを考えています。
そして、今回相場クラッシュが起きるなら、それはランド円のみに限った話ではなく、クロス円に於いて総じて起きる共通事象であると思っています。個人的には円高によるクラッシュを妄想しています。
雇用統計後は再度下げ相場になると見ており、かなりのアップダウンが起きる、というのが洋傑の偏見解です。
◆偏見解展望・洋傑のトレード戦術
以上の点から、ランド円の週間推移を主観に基づいて結論付けると以下の通りとなります。
◆ランド円レンジ:4.90円-5.80円
◆方向性:前半急落→上昇・後半再度下落
また、トレード戦術としては、
◆初動は売り建て
◆5.0円-5.1円で買い建て
といった感じです。
あくまで「1%」の可能性だと考えていますが、今回はクラッシュへの懸念ツイートが少ないように感じています。その点からも案外あるのでは…と思ってしまっています。
(;'∀')