洋傑のつぶやき(遅々として進まず)

◆今日のランド円は終始じり安展開。昨日上昇分を総戻しする流れに

 

 今日のランド円は東京市場開場前から動き始めた先進国債利回り(時間帯的には米国債利回り推移)の下落推移に影響を受けてか、株価じり安の展開になりました。ランド円もその流れを受けて少しずつ値を切り下げていき、欧州時間序盤には6.401円まで下押ししてしまっています。この動きにより、昨日始値までランド円は戻っており、行って来い相場となっています。

 

 少しずつ少しずつ下値を切り上げつつある相場推移ですが、その動きは非常に緩慢…というより戻しが大きい展開となっています。洋傑は6月末に6.2円でロングを仕込みましたが、その間17日間に推移した上下幅は、下6.17円・上6.47円と、僅かに30銭程度となっています。しかし、日々の推移は上下変動に富んでおり、相場の不安定さが伺えます。

 

 今日の推移は、おそらく一昨日付けた安値6.353円から始まった上昇トレンド(値幅0.120円)に対するリトレイスと考えており、然程大きなスパンで見た変動ではないと考えています。現時点の下げ幅は0.072円と、フィボナッチ・リトレイスメントで見ると60.0と、61.8近似値で反発しています。

 この数値で見ればまだ幾分の下げ余地があるようにも感じますが、ここまでの下落推移を見る分には、この安値6.401円で反発する展開が可能性として高いように感じます。まあこの辺は短期推移です、今後の展開次第ではいくらでも崩れ去る可能性がある部分ですので、洋傑としては最近の上昇ラインを割らない位置で反発する、程度の間隔で余裕をもって臨んでいます。

 

 洋傑が直近上昇幅のリトレイス61.8前後で反発すると考えているのには2つ訳があります。

 

 まず一つは、ここ最近の上昇とリトレイスを見る分に、殆どのケースで61.8前後での反発が起きています。ランド円推移は上述のように、17日間に30銭程度の値幅しかありませんが、上下変動の大きい流れにはなっています。その上昇・下落経緯を記載すると以下の通りとなります。

 一応、直近最安値6.097円から記載します。

①6.097円→6.228円→6.110円(F90.0)

②6.110円→6.258円→6.168円(F60.8)

③6.168円→6.372円→6.248円(F60.7)

④6.248円→6.385円→6.297円(F64.2)

⑤6.297円→6.435円→6.353円(F59.4)

⑥6.353円→6.473円→6.401円(F60.0)

 

 以上がこれまでの推移ですが、個々の上昇波動はリトレイス61.8近似値で反発してます。今回の現時点での反発点もその推移と非常に似通っており、今後反発する可能性は一定あると見ています。

 

 もう一つの理由が、上記④以降、上昇する値幅にも一定の規則性が出ているからです。まず何故④から、という事ですが、これは④以降、ランド円上昇のラインが角度を上げている事に基づいています。そしてその上昇幅を、総始点である6.248円からカウントした場合、以下のようになります。

④6.248円→6.385円(0.137円)

⑤6.248円→6.435円(0.187円)

⑥6.248円→6.473円(0.225円)

 これを④値幅との比率で計算した場合、以下の結果となりました。

※⑤÷④=1.364(≒1.382)

※⑥÷④=1.642(≒1.618)

 あくまで偶然かも知れませんが、この仮定推測に基づいて考えた場合、今後考えられる上昇幅は、

※0.137×2.000+6.248≒6.522円

 となります。

 

 これらの理由から、洋傑は6.39円~6.40円で反発して、6.52円前後までは上昇すると見ています。…が、短期推移は不確定事項が多い上、今日は南ア債利回りや概況推移が非常に不穏です。ですので自信はさほどありません。

 

 以上、直近の推移展望でした。

 (*'ω'*)ノシ

 

◆雑記分:最近気を付けていること

 

 個人的には、ツイートしている分、していない分を含め、最近比較的推移が当たっているように感じています(あくまで個人的感想ですので、正しいかどうかは問わないでください(笑))。特に変わった事と言えば、主に2つでしょうか。

 

 まず一つは推移について数値的根拠を整合させる事です。「…?」と思われるかも知れませんが、これはフィボナッチの法則に於ける重要数値である0.000・0.236・0.382・0.500・0.618・0.764・0.786・1.000・1.382・1.618・2.000・2.618…をメインとした数値に、現状の推移値幅やリトレイスが整合するかどうかという事です。

 洋傑、チャートを見ていて、動向が掴めないときは値幅やリトレイスを見ることが昔から多いのですが、その際にあまり上記数値に近似していない場合でも、一定見過ごして考えていました。その結果、推測を大きく見誤るケースが非常に多かったように感じています。

 

 今回の上昇値幅に対する考察(上記)についても、直近推移に於ける上昇カウントは他にもできたのですが、整合性を優先させた結果導いた推測となります。そういった意味では一定の自信はあります。特に6.248円からを始点として、一定の規則性をもって上昇している点は、もし6.52円前後まで上昇するなら、今後の推測に大きく寄与する事になると思います。

 

 もう一つは衝撃波を探すことです。これは相場反転の際に必ず波動が5波動の衝撃波になる事を基に考えています。

 エリオット波動に於いて衝撃波の前は衝撃波になるケースが殆どであり、大きな衝撃波が起きる前には、推定値幅内のリトレイスで衝撃波が起きる事が多いです。よって5波動がカウントされた際にエントリする事を極力心がけています。

 

 これらを考察・推測・実践する事で、ずいぶんと失敗は少なくなったと思います。

 そして、今日の安値6.401円の波動カウントもまた、5波動になっています。このまま推測通りにいけば、相場は反転すると洋傑は考えています。

 (#^.^#)