洋傑のつぶやき(一段下へ)

◆直近ランド円推移は下落4波動展開通りの流れ…ですが

 

 昨日からランド円は洋傑の見込み通り、上昇→下落の流れを採っており、概ね推測通りとなっています。これは即ち、現在が6.548円から始まる下落4波動目である事を示していると言えます。

 

 それについて、今日は昨晩推移についての見解を基軸に、今後の推移についての考えを書いていきたいと思います。
 まずは昨日記事で挙げた、推定4波動目の動きについての内容を再度図解で示します。

 

 この図解に於いては、洋傑は6.44円前後までで反転して下げる、といった流れを基本方針として、その後の推移はフラット・拡大フラットなどになるのではないか、と記載しました。
 結果としてはその通りになっていますが、正直洋傑は6.41円程度で反転すると見込んでいました。ですが昨日から今日の推移に於いて、ランド円はそれよりも値を伸ばして、6.441円まで上昇しています。

 「たった3銭程度じゃないか」と言われればそうですが、この3銭程の上昇によって、洋傑が図でも示した、「0-2チャネルライン」に既にタッチしています。つまり、4波動終点としての条件を満たしたこととなり、今後フラットな上下をして下落、といったシナリオが崩れた可能性があります。
 加えて、この高値6.441円は直近下落幅(6.548円→6.322円・0.226円)のフィボナッチ・リトレイスメント52.7に相当し、本来4波動目では起きづらい、リトレイス50.0越えをしている点も気になります。

 同様の動きをしたケースが直近にありましたので紹介します。

※チャート①

※チャート②


 

 上図は以前のチャート推移であった動きです。この中に於ける動きは今回の流れと非常に類似点が多いです。まずは4波の反転ポイントである目安になる事が多い1-3チャネルではなく、0-2チャネルで反転している点、二つ目はリトレイスが50.0に近い・もしくは越えている点、そして4波動の上昇における勢いが非常に強かった点です。

 

 これらの共通点があった、前回のこのチャートがどうなったかと言えば…

 

 皆さんもご存知の通り、チャネルラインを大きく抜けて6.322円まで下がりました。

 今回がそうなるかは分かりませんが、現時点では類似点が非常に多いのが実情です。今後の推移はまだ不明瞭ですが、従来洋傑が考えていたフラット調整展開は、可能性として低くなったと言えます。

 

 今後の下値目処としては、当初の見込み通りフラット調整で収まった場合の下値6.32円、直近上昇幅(0.451円)に対してのフィボナッチ・リトレイスメント節目の6.27円・6.21円・6.19円などが当面の目安でしょうか。

 

 これに合わせて、今後の推移についても多少変更する必要が出てきたかもしれませんので、明日のブログ記事ではその辺を説明したいと思います。