洋傑のつぶやき(直近のランド円推移・テクニカル分析)

 本記事は洋傑の個人的見解要素が強い内容となっています。その点を予めご理解の上、ご覧ください。

◆6.670円からの上昇トレンドは下抜けたか。今後の見込みは

 

 今日のランド円は久々に大きなうねりとなりました。欧州時間から徐々に下げ始めたランド円はその下げ幅を広げながら急落、19時時点でも始値からみて10銭程度の下げとなっています。ようやく洋傑が見ていたトレンド反転が現実味を帯びてきました。

 

 本記事では週間展望とは別に、今日これまでの推移(直近最高値7.145円を始点として)をテクニカルの観点から分析してい見たいと思います。よってファンダメンタルズや諸指標推移は本記事では取り上げませんので、予めご理解頂きたいと思います。

 

 また、上述の通り最高値から現在までの推移から分析するという比較的短い期間分析となりますので、精度は従来の週間展望よりは下がると思っています。あくまでテクニカルの側面のみから見ていますので、この分析に概況を合わせた展開で考える必要は大前提としてあると洋傑は考えます。

 

 特に今日明日はジョージア州投票やトランプ大統領支持者のデモなど、かなり相場変動要素が多い状況となっていますので、この辺に沿った形でテクニカルも変動しやすいと言えます。

 

 さて、では本題に入っていきたいと思います。

◆直近分析:まだ下げ余地はある可能性大

 

 では、洋傑観点からの現時点までの下落波動をカウントしてみたいと思います。

■1波動目:7.145円→6.990円(0.155円)

■2波動目:6.990円→7.082円(0.092円)

 ※フィボナッチ・リトレイスメント:59.4(≒61.8)

■3波動目:7.082円→6.910円(進行中?・0.172円?)

 ※3波動/1波動=1.110(≒1.000?)

 

 となっています。

 3波動と1波動(トレンド転換せずに反発するならc波とa波)の値幅比は1.11と、非常に曖昧な位置となっていますので、おそらくはまだ下がる余地があるように感じます。加えて3波動目は波形を見る分にも延長波となっている可能性が高く、その点からも分析はできそうです。

 

 3波動目の推移を見た場合、

■3-1波動目:7.082円→6.993円(0.089円)

■3-2波動目:6.993円→7.046円(0.053円)

 ※フィボナッチ・リトレイスメント:59.6(≒61.8)

■3-3波動目:7.046円→6.910円(進行中?・0.136円?)

 ※3波動/1波動=1.528(≒1.618?) 

 

 と洋傑は分析します。この3-3波動目は3-5波動まで終わったような見方もできるのですが、その場合でも値幅日が非常に半端なものとなってしまい、整合性に欠けるものとなっています。

 

 以上の点から、まだ洋傑は下がる余地があると考えます。

◆直近の下げ目処は?

 

 この推測も上述の3/1波動比からと3-3/3-1波動比でそれぞれ見ることができます。後者は前者に比べて一歩手前の目処を探る上では有効ですが、途中経緯を除く最終目処を探る上では前者が有効であると思われます(時期は後者より更に不明瞭になりやすいデメリットはある)。

 

 今回は後者がかなり不確定要素が多いので、前者のみ、洋傑の見解を記載します。

 

■3/1波動比からみた下げ目処

 ①1波動の1.236倍:6.891円

 ②1波動の1.382倍:6.868円

 ③1波動の1.618倍:6.832円

 

 上記①~③までがabc調整波動(つまりは5.607円からの上昇トレンド転換なしの短期下げ)であった場合の反発位置として考えられるラインです。つまりこのラインを越えると、今回の下落はトレンド転換の可能性がかなり高くなるとも思われますので、6.83円は非常に重要な位置であると考えています。

 

 一応それ以下の下値も記載しておきますが、③のラインを越えると3波動では終わらない可能性が非常に高いので、あくまで3波動の終了目安(5波動目は更に下げる)として見て頂きたいと思います。

 

 ④1波動の2.000倍:6.772円

 ⑤1波動の2.236倍:6.736円

 ⑥1波動の2.382倍:6.713円

 ⑦1波動の2.618倍:6.677円

 ⑧1波動の3.000倍:6.617円

 ⑨1波動の3.618倍:6.522円

 ⑩1波動の4.000倍:6.462円

 ⑪1波動の4.618倍:6.367円

◆洋傑・今後の戦術

 

※あくまで洋傑個人の戦術である点をご理解の上、お読みください。

 

 今後の展開は今までのランド円推移を見てきた経験上、大きく3つあると思われます。

①急落→急上昇を繰り返しながら下値更新

②急落→一定反発から膠着→下値更新

③急落→膠着→急落下値更新

 

 今までが①でしたが、それを見込んでドテンロングをして手痛い失敗をしたケースが洋傑、非常に多いです。これまでの流れは一旦置いておき、短期仕込みを除きロングはしないように洋傑はします。

 

 売り仕掛けについても余程の事が無い限りはしないつもりです。

 つまり、静観ですね。

 

 さあ、本下落か調整下落か、分かるのはもう少し先か、今日明日か…

 (*'ω'*)