洋傑のつぶやき(2021年2月12日・ランド円単日展望)

 本記事は洋傑個人の分析と見解に基づいた内容となっており、ランド円推移に対する個人的推測となります。

 予めご理解の上、ご覧頂くようお願いします。

◆諸指標分析の独自ルールについて(テンプレ)

 

 本記事は単日展望である特性上、精度は週間展望やテクニカル分析には劣ると思いますが、直近の推移を織り込んだ分析と判断で考えていきたいと思います。

 週間展望及びテクニカル考察は以下のリンクからご覧になれます。基本的にはこの内容を踏襲した前提で進めていきますので、おおよその流れは下記リンクから確認いただけると幸いです。

 

※ランド円週間推移・テクニカル分析

※ランド円週間展望

 また、これまでの週間展望記事の精度が比較的良いので、基本は分析内容を踏襲してこちらも進めます。また単日展望である関係上、諸指標推移の一部簡略化とテクニカル考察は基本週間記事を前提とします。

 

 諸指標推移についての各分析指標は以下の通りとします。

 

■株価動向(先物):各動向の総合判断で加点

 日経225 / NYダウ / ナスダック100 / SPX500 / DAX30 / 香港40 / 中国ハンセン指数

■債券(利回り)動向:各動向の総合判断で加点

 アメリカ10年 / 日本10年 / ドイツ10年

■リスク指標(金銀)動向:ドルインデックスとの相反比から判断

 金価格

■商品先物動向:各動向の総合判断で加点

 銀価格 / 銅価格 / アルミ価格 / 原油価格

■南ア債(利回り)動向:各動向別に挙げた上の平均点で判断

 短期債(2年) / 中期債(10年) / 長期債(20年)

■通貨動向:各地域別に分けて通貨強弱判断

 ドルインデックス / 円インデックス / 欧州通貨インデックス(ユーロ・フラン) / 資源国通貨インデックス(加・豪・NZ)

 

 これらを以下の2期間(週間は3期間)に分けて分析し、5判断に分けてポイント計算します。

■期間

 ・1日動向(主に金曜~土曜推移)…2倍計算

 ・1週間動向…3倍計算

■判断

 ・上昇顕著…2ポイント

 ・上昇傾向…1ポイント

 ・横ばい…0ポイント

 ・下落傾向…-1ポイント

 ・下落顕著…-2ポイント

 

 この加点方式で出た各指標の総点数は以下の分析判断とします。

■指標点数判断

 ・上昇顕著:8ポイント以上

 ・上昇傾向:5~7ポイント

 ・横ばい:-4~+4ポイント

 ・下落傾向:-5~-7ポイント

 ・下落顕著:-8ポイント以下

 

 これらの各指標判断を基に、諸指標推移としての洋傑の個人的総合判断を出します。

 また、それに加えてテクニカル考察記事を基とした分析考察を交え、総合判断を出します。要は週間展望の簡易版と捉えて頂ければよいと思いますので、宜しくお願いします。

 

 では始めましょう。

◆諸指標推移判断・トレンド考察・総合判断

※各指標判断は総合結果のみ記載

■株価先物動向:+5ポイント(上昇優勢)

 →前日比:+2ポイント(上昇)

■債券(利回り)動向:±0ポイント(横ばい)

 →前日比:変動なし

■商品先物動向:+3ポイント(横ばい)

 →前日比:-3ポイント(下落)

■南ア債(利回り)動向:±0ポイント(横ばい)

 →前日比:変動なし

 

■通貨インデックス動向:ドル<<欧州・資源国・円

 →前日比:ドル下落・その他上昇

 

■リスク指標動向:+2ポイント(横ばい)

 →前日比:-1ポイント(下落)

 

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 次にテクニカル・トレンド考察です。

 トレンドラインの期間・判断基準については以下の様に捉えて考察します。

■期間区分

①中期:2か月~半年前からの傾向

②中短期:2週間~2か月からの傾向

③短期:3日~2週間からの傾向

④直近:前日~本日の傾向

■判断基準

※該当期間から現在までの個人的トレンドラインの継続・反転で判断

ⓐ上昇顕著:複数の上昇トレンドラインが継続・明確な下落トレンドが無い

ⓑ上昇傾向:上昇トレンドが多く・下落トレンドが少ない

Ⓒ上下拮抗:上下トレンドが同等程度、もしくは膠着が伺える

ⓓ下落傾向:下落トレンドが多く・上昇トレンドが少ない

ⓔ下落顕著:複数の下落トレンドラインが継続・明確な上昇トレンドが無い

 

 よって、本質的に週間テクニカル考察と観点が異なります。その辺はご了承ください。

 

■トレンド考察判断:上昇傾向

 中 期:上昇傾向

 中短期:上昇傾向

 短 期:上昇傾向

 直 近:上昇顕著

 

 これだけだと直近傾向しか判断できず、諸指標推移とは異なってテクニカル分析としては弱いと思いますので、ここに肉付けの意味で書き綴り式の直近テクニカル考察は簡潔に書いておきます。

 

■直近テクニカル考察:

 →上昇優勢も、最高値更新阻止のレジスタンスラインは強く作用か

 

 昨日は再度の上昇を見せて、暫くの7.145円攻防の後に上抜ける展開となっています。洋傑が長期推移展望として捉えていた定5波動もどき、当面の上昇目処を越えた事になります。この辺は週末にじっくりと再分析と考察を入れたいと思いますが、今日の展望には間に合わないので割愛します。

 

 ともあれ、7.145円から6.657円への下落は調整波動であった事になった可能性が高く、今後の推移としては6.657円を始点として5波動構成になる事が推測されます。その3波(c波と考えていた部分、6.753円始点)がまだ終わっておらず、また直近の上昇波動として捉えている6.785円からのトレンドラインも非常に不明瞭で、中短期推移は動向がはっきりしません。

 

 大きな視点で見れば上昇傾向であると思いますが、ごく短期推移はどうなるかわからない部分が多く、指標動向に左右される可能性が高いです。

 

 ですが、比較的短期目線であれば昨日の安値7.080円からの上昇が一連のトレンドとして機能している可能性が高く、実は先ほどの推移でそのラインを割った感があります。ですので当面は一旦値を下げる展開が推測され、東京時間は調整下落になる可能性が高いように思えます。

 ただ、大きな目では依然として上昇が優勢であり、仮に大きく下がったとしても上述の始点である7.080円を割る展開はあまりないと推測します。

 

 逆に高値は週間テクニカル考察に書いている7.15-7.17円ラインのただ中であり、ここからの上抜けがあるかどうかは非常に不明瞭です。抜ければ7.27円くらいまであっさり上昇することも考えられますが、一旦調整下落に入る可能性を考えると、今日の推移では一定昨日高値7.168円が作用する様にも考えます。

 

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 以上、個人的テクニカル考察及び諸指標推移をまとめると、

 

ⓐ諸指標推移は当面指標である株価は上昇を強めているものの、先行指標の側面が強い先物・債券等が下げを次第に強めており、総合判断は横ばいながらも目線は下向きに推測する。

一方通貨動向はドル安・諸通貨高が一層強まっており、為替と株の動向乖離の可能性もあり推移は不安定になりやすいと考える。

→概況の方向性としては「横ばいないし下向き」、安定性は「低い」と考える。

 

ⓑテクニカル見解はトレンドについては依然上昇優勢ながら、短期上昇トレンドは一旦下抜けした可能性があり、ごく短期目線では下がる可能性がある。そういった観点では今日のレンジは昨日安値高値で推移しやすいと推測する。

→高値ラインは7.168円が一定作用しそうであり、この点が当面前半~中後半の上値と考える。下値ラインは7.08円-7.12程度と推測。概況とは異なり下値が堅く、上値は不明瞭か。

 

 となります。

◆ランド円レンジ推測:7.08円ー7.27円

 

 推定レンジは上限を7.27円・下限を7.08円としました。

 前半レンジは7.08円-7.17円で上述通りですが、後半は相場持ち直しの可能性も含め、7.17円越えの想定の上でレンジは設定しています。実質的なレンジはやはり高値7.17円が目処かな、と思いますが。

(;´・ω・)キョウハハズシタクナイナー

 

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 洋傑の個人的相場推移推測は大きく外しているので、一旦休止します…

 (´-ω-`)カンジョウガハイルトダメダナ