本記事は洋傑個人の分析と見解に基づいた内容となっており、ランド円推移に対する個人的推測となります。
予めご理解の上、ご覧頂くようお願いします。
◆7.331円まで上がったランド円の急落展開、意味するところは
週始めに7.33円まで達したランド円でしたが、その後は一気に値を下げて7.153円まで下押ししています。その値幅は実に0.178円。2日弱で下げたと考えると、結構な下げ幅と言えます。
その下落トレンドも一旦抜けたように思いますが、今回起きるであろう上昇トレンドはどういった流れになるか、まだ先行き不透明な部分が大きいです。理由としては昼間の日別展望記事で書いた通り、今回の下落トレンドの下げ止まり位置が非常に中途半端な数値で止まっている点です。
■1波動目：6.753円→6.898円（0.145円）
■2波動目：6.898円→6.785円（0.113円）
※フィボナッチ・リトレイスメント：77.9（≒78.6）
■3波動目：6.785円→7.331円（0.546円）
※3波動/1波動＝3.766（≒3.764）
■4波動目：7.331円→7.153円?（0.178円?）
※4波動/1-3波動＝30.8（≒23.6?）
※4波動/3波動＝32.6（≒38.2?）
これはあくまで今回の下落が6.753円から始まる上昇4波動目であった、という仮定にした数値ですが、下げた値幅と他の波動比があまりに中途半端です。よって洋傑は今後の推移として以下の2パターンになるのではないか、と現時点では考えています。
◆今後考えられる展開
①最高値更新(7.331円越え)する場合→まだ3波動目継続？
これは推定4波動目とした下げが数値的整合性がとれずに上昇する展開であり、つまり「4波動目ではなかった」とする推測です。今回の推定3波動目は上昇トレンドが非常に緩やかながら継続しており、その波動カウントが非常に見えづらい展開と言えます。その中の「一時的な下げ」として捉えて、まだトレンドが続く展開としたものです。
この展開の場合による一旦の高値目処としては以下の位置が推測されます。
■1波動の4.000倍：7.365円
■1波動の4.236倍：7.399円
■1波動の4.382倍：7.420円
■1波動の4.618倍：7.454円
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②7.331円までで反落→4波動として適正位置まで下がる？
こちらは反落パターンですね。明確に反落したかどうかの見極めはここでは置いておき、このケースでは再度下値を掘り下げて数値的整合性を採る動きになるのではないかと見ています。つまりは「フラット調整」の流れになると考えている訳です。
実際に調整波動にはトライアングル調整などもありますが、今回は数値的整合性を採る意味でも再度の下値更新が必要になる関係上、フラットになると見ています。
その場合の下げ目処としては推測位置として以下を考えます。
■1-3波動値幅の0.382倍：7.113円付近
■3波動の0.382倍：7.123円付近
いずれも価格はほぼ同じなので、7.11-7.13円の辺りと考えるべきでしょうか。そうなるとフラット調整で仮にa波（最初の下落：0.178円）とc波が同じ値幅と考えるなら、やはり7.28円～7.32円辺りまでは今回の上昇トレンドは継続する事になりそうです。
さあ、今後の推移がどうなるか。今晩のランド円展開がある程度示してくれると思います。
(*´ω｀*)