洋傑のつぶやき(レンジ相場)

 本記事は洋傑個人の分析と見解に基づいた内容となっており、ランド円推移に対する個人的推測となります。

 予めご理解の上、ご覧頂くようお願いします。

◆朝から小幅に不安定推移のランド円。概況動向も無視した方向性

 

 今日のランド円は週明けから変態通貨の面目躍如といった感じの推移ですね。朝からクロス円が軒並み上昇する中、ランド円だけ大きく下げる展開を見せました。この辺はコロナ関係報道が少なからず影響しているようですが、ともあれ変態通貨らしい動きとなっています。

 

 東京時間に入ってからは概況推移を背景に値を戻し、週末クローズ前の高値を越えて(これもまた最近流行りの0.1pipsですが)いますが、その後は反落と方向性に一貫したものが感じられません。

 欧州時間に入ってからの推移も不安定で、狭いレンジを行ったり来たりしています。現時点では一定レンジ内を方向感なく推移する、もしくは諸指標推移に振られて推移するといった流れになっており、今日短日推移は大勢に影響を及ぼす内容にはなっていないように感じます。

 

 週間展望にもテクニカル考察にも書いた内容ですが、今週の推移は高値は7.145円、安値は6.90円(~6.95円)を抜けないとはっきりしたトレンドが現れないように考えています。よって更に小幅な推移となった今日の動きは更に決め手に欠けます。

◆今日のテクニカル推移考察

 

 今日を含めた直近推移に於いて、6.968円からの上昇波動が波動カウントができずに困る、といった内容を何度かツイートしましたが、その考えはあまり変わりません。今朝見せた急落及びその後の持ち直しを含めてみても、まだ推移形態を一定の精度を持つものまで構築できません。

 

 ですが、少なくとも今日の高値7.010円を頂点として一定の調整波動は入りそうな気配が強く、そこからabc調整の形態を採る可能性は高いと見ています。現時点までの推移でその値幅を推測するには、6.968円から7.010円までの値幅に対するフィボナッチ・リトレイスメントで推し量るしか手段がありませんので、そちらで推測してみましょう。

 

■直近上昇幅:6.968円→7.010円(0.142円)

 ・F23.6:7.077円(通過済)

 ・F38.2:7.056円(通過済)

 ・F50.0:7.039円

 ・F61.8:7.023円

 ・F76.4:7.102円

 ・F78.6:6.999円

 

 この動きから見ると61.8程度までは下押しする可能性があると見ています。それ以上下がるようなら本下落の可能性も高まってきますが…どうでしょうか。今週初めではまだそこまで明確な動きにはならないと思っています。

◆洋傑の欧州時間後半~米国時間・短期戦略

 

 朝付けた高値7.110円を始点とする短期下落トレンドを基軸に対策を講じるのが良いように感じます。

 

 トレンドラインから考えて7.085円-7.095円を明確に越えるようなら、最高値を目指して上昇する展開になる恐れもあるため、短期ショート戦術で臨んでいる洋傑の損切りポイントとなりそうです。

 またショートの利食いポイントとしては上述の7.000円-7.040円の間が良いと思っていますが、相場の節目になるケースの多い米国時間前(10:30-11:30)に適度な位置まで下がっている様なら利食いすると思います。

 

 反転を見込んでロングもしたいですが、眠っている時間ではリスクが高いので控えます。ただ、まだ明確な下げになる可能性は高くないと思っていますので、オープン前後にいい値まで下がっていればロングするかも。

(*'ω'*)