洋傑のつぶやき(徒然記事)

 本記事は洋傑個人の分析と見解に基づいた内容となっており、ランド円推移に対する個人的推測となります。

 予めご理解の上、ご覧頂くようお願いします。

◆昨日高値7.108円を越えたランド円

 

 今日は欧州市場前の地合いが非常に弱い状況だったので、上昇予測とはしましたが正直自信はありませんでした。諸指標推移から見ればそれまでの動向は反落傾向でしたし、今後の推移は見えづらく感じました。ここ数日の動きで見れば中国市場が参入して東京市場後半の推移を欧州市場が引き継ぐケースが多かったので、その動きから見ると下落する可能性が高かったように思っています。

 

 ただ記載した通り、他の指標動向が曖昧ないし分かりづらい状態でしたので、ある程度の条件が整った段階であったテクニカル推移に委ねた格好です。結果としては奏功した訳ですが、展望を構築する上では片方の分析見解で今後の推移推測を立てるのはかなり危険だと考えています。あくまで「今日は運がよかった」と戒める事にします。

 

 さて、この記事を書いている段階ではランド円が7.14円程度で小幅に動いている状況です。個人的には単日展望記事に書いた通り、テクニカルの観点から見ると高値はもう少し上、7.15円-7.17円が推測される状況ですが、なかなかその位置までは上がろうとしません。

 加えて、時間帯アノマリー的にもここらで高値を更新してしまうと米国時間まで流れが変わりづらいケースが多く、そうなった場合には果たして上述の高値ラインで留まるかどうか難しいところです。

 

 展望記事通り、6.995円から始まる上昇トレンド(3波)内の5波延長型衝撃波であれば、恐らくそれまでの上下値幅0.110円程度上昇する事が推測されますので、直近の反発点7.045円から考えると7.155円付近という事になります。

 それ以上明確に伸びるようであれば6.973円から始まった上昇トレンドラインの上限ラインを上抜ける事となり、7.20円を越えるような上昇がある展開もあり得ます。個人的にその可能性は諸指標推移から低いと思っていますが、一定の警戒はしておく必要がありそうです。

 

 また、なかなか想定高値7.155円に到達しないランド円ですが、今の推移から見て米国時間前(21:00-23:30)までの間にじりじり上がっては下げを繰り返しながら目指す感じになるように見ています。

◆3波動続きの現状推移、見えづらい今後の展開

 

 

 7.348円から始まった下落トレンドは今なお継続している可能性が高いです。というのも、直近推移・一定大きな時間足で見た場合のランド円推移はいずれも3波動構成ばかりです。どこかで明確な5波動構成が確認できれば、次のトレンドが見えるのですが、現時点ではまだ確認できません。

 

 ただ、昨日の単日展望に書きましたが今現在の推移は5波動になる可能性があると思っています。あまり詳しく書くほど確証がある段階ではありませんので割愛しますが、7.014円→7.191円(0.177円)と7.191円→6.973円(0.218円)の値幅比が1.236の近似値1.232である事が気になっている点です。もし推測が正しければ6.973円からの上昇トレンドが5波動構成になって、それから6.973円を割る展開になるのでは、と思っています。

 

 既に7.005円を下抜けている現状に於いては、再度の最高値更新を目指すうえで楔形収束で上昇するしか手段は無いように個人的には思っています。よって今後のランド円動意はかなりアップダウンの大きい相場になると考えており、6.80円-7.50円くらいのレンジで大きく動くと推測します。

 

 できるだけ下値が限定される状況で高値を付けて欲しかったのですが、7.005円を割った事で、テクニカル的には不安定相場になる事ように思います。

(´・ω・`)ザンネン