洋傑のつぶやき(徒然記事)

 本記事は洋傑個人の分析と見解に基づいた内容となっており、ランド円推移に対する個人的推測となります。

 予めご理解の上、ご覧頂くようお願いします。

◆ランド円は更に上昇して7.28円まで

 

 今日のランド円も昨日同様に欧州市場開場前までに一気に上昇する展開となりました。東京市場がクローズした前後は7.20円付近でしたが、僅か1時間程度で一気に上昇し格好です。やはりこの時間帯で方向性を当てると大きい部分がありますね。それだけリスクも高いのでしょうが。

 

 そのまま欧州市場開場直後まで上昇を続けて7.284円をマークしています。その後はじりじりと値を下げていますが、まだ諸指標推移に於いて明確な下げ気配は見受けられません。唯一南ア債利回りが少しずつ上昇に向かっているような雰囲気はありますが、まだ到底判断できるほどの水準に達していません。

 

 洋傑の今日の展望は方向性として欧州市場開場後は反落を推測していました。想定レンジこそ超えてしまいましたが、この方向性だけは何とか捉えたいものです。今のところは反落と言うより調整下落と言った感じで、まだ本下落と判断できるほどの推移は見えません。

 上下変動要素としては18:00発表の南ア経常収支が予想より高かった点で上昇要素が、18:30発表の鉱業製造及び金生産が予想より悪かった点で下げ要素が、それぞれ織り交ざっており今後の推移は不明瞭です。個人的には鉱業製造の結果に対する反応がランド円では大きかった印象があるので、少し下げ要素として機能するように思っています。キボウテキカンソク

 

 諸指標は依然として上昇要素が優勢に思いますが、テクニカル的には6.753円からの既に下抜けした推定3波動トレンドライン上限付近で反落している為、反落しても良い位置ではあると見ています。前回の高値7.191円はこのトレンドラインにタッチして下がった経緯があるだけに、今回も同様の推移を辿る可能性はあると思います。

 

 また今回の上昇は、個人的に7.348円→7.014円の下落に対する調整上昇(拡大フラット)の可能性が高いように考えています。理由としては今回の下落がabc調整であると仮定して、拡大フラットの調整区間は2波動目にあたる事、また7.014円からの反発(0.177円)及びその後の6.973円に至る下落(0.218円)の値幅比が1.236近似値であった事などから、明確に反発したタイミング(7.08円を超えたあたり)から拡大フラットを疑っていました。

 

 結果として今回の上昇は現時点で7.284円まで上昇しており、拡大フラットc波(5波動)の対a波比1.618倍~2.618倍の範囲(現時点では1.757≒1.764)となっている点も、拡大フラットを疑う理由の一つです。

 

 もし6.753円からの3波動ライン上限を越えず反落するようであれば、今回の上昇は拡大フラットであり、7.348円からの下落に対しての調整波であった可能性が高いと考えています。よって推測が正しければ7.348円を越えず、6.973円を再度割り込む展開が考えられます。

 

 この辺は今後の推移をじっくり見て判断していきたいです。ひとまずは下がってほしい。

 (´・ω・`)

◆日別展望について

 

 昨日から日別展望の内容を詰めています。具体的にはレンジ狭化、方向性の明示などでしょうか。最近の推移展望はケースバイケースで見極めラインを越えた場合での方向性を書く内容としていましたが、正直そこに至るまでが展望のキモであるという部分を一定無視した内容となっていました。

 

 正直ランド円推移はかなり変則的な動きをするケースが多く、展望記事を書いてアップした直後に…なんてことも以前にはよくありました。それだけにブログを通して諸指標分析・テクニカル考察を経た上で展望を書く手前、どちらかと言えば「こういったケースになったらこうなる」といった内容で書いていたのが現状です。

 

 それはそれで良いとは思うのですが、デメリットとしては見極めラインに至るまでは判断できない・しないといった内容になってしまい、展望記事としての有用性は高くないとも言え、色々悩んだ結果、方向性明示・レンジの狭化を行った内容にしています。

 

 そうする事でご覧になる方には内容が伝わりやすくなると思います。勿論デメリットとしては個人的見解ですので、今まで以上は推測を外してしまう可能性が高まる点があります。まあこれは個人的なデメリットなのかな。

 加えて展望記事を作成するのに今までの倍は悩んで書いているので、個人的にはつらい部分が多いです。ただ、悩みに悩んで書いた内容は昨日のようにある意味運よく動いた結果であったとしても今までより良い内容になっているのではないかと考えています。

 

 今日の展望はレンジ上限を7.27円としていました。よって現時点の高値7.284円となっている時点で失敗としますが、このまま反落する展開になって、方向性だけは捉えたいものです。

 

 日別展望は自分を追い込んで作成したいと思います。できるだけ冷静に中道的に判断して書いていきたいです。

 (*'ω'*)