洋傑のつぶやき(8月21日のランド円推移について)

 

 今日は朝から方向感なく6.90円を中心に振り子のように振れるランド円相場となっています。

 魔の16時でも大きな変動もなく、その後も上述の展開が続き、現在はやや上昇傾向と言えます。ただ、懸念材料として円インデックスが日を通して手堅く上昇しており、今後の推移に不安が残ります。その他にも金価格の上昇(これは不安定な方向感ですが)や、日本債をはじめとする先進国債券利回りの下落と、決して楽観してポジション放置できる状況ではない点には注意が必要だと言えます。

 

 ランド円も上昇していますが、大きな動きではない点も注目ポイントです。現在のランド円推移は先週から続く三角持ち合いに入っており、この膠着がどちらに動くかも気になる部分です。

 三角持ち合い自体がトレンド継続のサインでもあるので、それだけで見るならこの後唐突な上げの後に下落…という理屈になってしまいます。洋傑はこれ以上の下値更新は無いと踏んでいましたが、6.7円~6.8円まで下げる局面はあるかも知れません。いずれにせよ「急な上昇」があった場合は最大限警戒が必要です。

 

 現状の分析では今一度の下げ局面が生じる可能性が高まりつつありますが、それを終えたら、短い期間かも知れませんが上昇局面が訪れると思いますので、下げ局面及び下げ幅には注目して分析してみます。

 

 さて、明日のランド円推移ですが、南ア指標としてCPIが発表されますが、洋傑は大きな変動を生む結果にはならないと考えています。重要指標は米国時間の米中古住宅販売数だけだと考えます。

 この指標結果で米国市場も変動する可能性があるので、発表前後は警戒が必要です。

 

 その他の傾向としては、やはり今日の米国市場の動向に大きく左右されると思うので、今夜の結果には十分配慮する必要がありますが、連日同様に円インデックスへの警戒一択で東京市場は良いと考えます。

 欧州時間は…やはり魔の16時動向を掴む事が最重要課題と考えます。それまでの南ア債利回り推移と、16時以後のランド円推移の変動があれば、流れに反転が生じる可能性が高まりますので、この時間は凝視推奨です(笑)。

 

 明日も諸指標推移が生きる一日になると思われますので、円インデックスと南ア債利回りには引き続き要注目です。

 (*´ω`*)