6月1週ランド円動向レポート

 こちらの記事では、週間ランド円動向を随時配信していきます。基本的に1日2回更新ですので、定期的にご覧頂くと幸いです。

 

※洋傑の個人的見解である点をご理解の上、トレードの参考になれば幸いですが、あくまでご自身の判断と責任に於いてご使用ください。

※無断転載・複製・不正使用は禁止します。

 

 ここでは週間予測と異なり、書き綴り式にランド円動向を記載していきたいと思います。

 

 比較的リアルタイムに、尚且つフレッシュな情報を基に記載するので、週間予測よりは相場動向に近づいた(悪く言えば冷静さをやや欠いた)内容になるかと思いますので、その点はご注意願います。

 

 毎日随時更新していきますので、連続してご覧頂ければ幸いです。

 

◆2019年6月5

 

 22:00現在、ランド円は7.18円で推移しています。

 朝からほぼ上昇無く下落で推移しており、連日続く急落→上昇→急落の流れ通りで推移していました。雇用統計後は急落の後にドル円の回復と連動してランド円も元値(7.21円)に戻っています。

 

 現在は雇用統計相場になっていますので、今しばらくは不安定な動きに終始しそうですが、米国市場が開いた後は雇用統計の実値に基づいた値動きになると考えています。

 

 雇用統計は非常に悪い結果となってしまいましたので、株価はやや下げて推移しています。この動きは米国市場が開いた後に顕著になるのではと考えています。即ち、株価急落を見込んでいますが…こればかりは可能性として低いと言わざるを得ません。

 今週前半から株価下落を見込んでいましたしね…結果は上昇一辺倒で推移した感じですね。

 

 ただ、来週予測でも記載しますが、下落の反転調整の上限辺りで日経株価は推移していますので、来週は下がるのではと考えています。

 まあ、あまり長い期間「下がる下がる」といっても信憑性はありませんね…。できるだけ推移の期間も的中させたいものです。

 

 さてさて、今晩のランド円見込みですが、やはり現在の下落ラインから脱却するだけの材料に乏しいです。やはり下落する可能性が最も高いと考えます。

 フォロワーの方のツイートにもありましたが、ムーディーズからリセッション懸念されるわ、ESCOMのせいだわで、良い材料が全く出てきません。

 

 米国市場開場後しばらくは不安定でしょうが、最終的には下値更新になると考えています。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日結果から記載しておきます。

 (予測)終値7.19-7.24円

 (結果)終値7.23円

 …となっています。方向性として膠着と記載していたのに対し、結果は下落でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.12円ー7.17円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、ドル+円インデックス・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年6月4

 

 20:15現在、ランド円は7.26円で推移しています。

 昨晩は洋傑の決済後に急落して一時は7.24円まで値を下げました。…複雑な心境です。

 

 その後は持ち直して7.30円まで上昇していますが、再びじりじりと値を下げて、欧州時間序盤に7.23円まで値を下げた後、反動上昇で7.28円まで上昇して再び下落中で推移しています。

 ほぼ、昨晩と同じ展開で推移していると言えますね。

 

 昨晩通りに推移するなら、ここから米国時間までは膠着といったところでしょうか。

 

 何より、諸指標が無風状態ですので、現在の推移はほぼランドインデックス(≒南アフリカ10年債利回り)での動きによって振れている状況です。

 概況次第でこの動きが加速するか、減速して反転するかが分かれます。

 

 まず株価ですが、高値維持で推移しています。しかしながら、都度都度下落している点が気になります。以前株価が急落した際はこの動きを示しました(高値維持ながらも上昇幅は微々たるもの・何度かの下落→上昇での高値維持)。

 よって、米国時間での急落の展開も考えられます。そうなると以前の急落劇と同じくランド円も大きく値を下げるケースもあり得ます。

 

 通貨インデックスは、朝からドル横ばい・円高・諸通貨高で推移しています。リスクは顕在化しつつも、買いが優勢といった感じで、こういった場合は急上昇or急落の急こう配の流れになりやすいため、最大限の警戒が必要です。

 洋傑の見解ではクロス円じり安→急落の展開を考えています。

 

 債券動向は昨日同様に概ね下落で推移しています。引き続き日本債利回りが危険水準です。

 昨晩は株価やクロス円に大きな影響を及ぼすことは無かった今指標ですが、今晩も大丈夫とは限りません。この数値が動いた際にはクロス円が敏感に反応することが考えられます。

 

 これらを鑑みた場合、洋傑は終値見込みを「下落」と推測します。

 

 昨晩もランド円は下落したわけですが、今晩は昨晩に比べてトランプ大統領の発言(米中貿易摩擦+米墨貿易摩擦)による影響がでる可能性があります。

 加えて、米国指標も昨晩のADP雇用統計の結果があります。事前の下げもあると思いますが、想像以上の悪結果であった場合はランド円も下落が加速する事が考えられます。

 

 これよりECB総裁会見や米指標発表があり動きはかなり活発化すると思いますので、今日の見込みはやや確証度合いが低いものとなりそうです。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日結果から記載しておきます。

 (予測)終値7.30-7.35円

 (結果)終値7.29円

 …となっています。方向性として膠着と記載していたのに対し、結果は下落でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.19円ー7.24円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、ドル+円インデックス・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年6月3

 

 20:15現在、ランド円は7.35円で推移しています。

 概況とは一線を画して、ランド円は自分勝手なチャートを形成しております。やはり、昨晩の南アGDPによって流れが大きく変わってしまいましたね。完全に下落チャート独走状態です。

 

 昨晩の一言記事に記載している流れで当面は推移すると洋傑は見込んでいますので、今晩も現在値から言えば下落すると考えています。それは米ADP雇用統計の結果に関わらず推移するというのが洋傑の見解です。

 

 昨晩から諸指標・経済指標の結果(国内指標にすら)にも殆どランド円との相関性が見受けられません。株価・通貨インデックス・債券利回りなどとも、細かな相関性を感じられませんね。

 

 特に、ドル+円インデックスとも下落したのに対してランド円が下落したのは正直驚きました。ランド円はドル建てである関係上、ドル安・円安であれば、相当の事が無い限りはランド円が上昇します。その状況下でも下落という事は今日のランド円が「想像以上に」弱い事を示唆しています。

 

 まあ、そうですよね…。昨晩のあの結果であれば無理はありません。

 

 さてさて、今後の推移について、話を戻します。

 

 概況とは関連性が薄れているとはいえ、少なからずの影響は受けると思われます。一応概況推移も記載しておきます。

 

 株価は引き続き上昇しています。洋傑はここらで反転、と考えていたのですがこの見込みは外れました。このまま上抜けすれば円安が進む結果となりそうですが、この辺は米ADP雇用統計の結果次第かも知れません。

 いずれにせよ、現段階から見れば傾向は上昇と言えます。

 

 通貨インデックスは円安・ドル安・諸通貨高で推移しています。最近の傾向から言えばリスク選好ムードであると言えます。

ただ、ドル・円とも不安定な動きであり、今後の展開次第では「反転」しても不思議はありません。

 

 債券動向は危険極まりない状況です。日本債(10年)利回りが驚異的な数値まで下落しています。この数値が下落したからと言って必ずしも円高が進むとは限りませんが、多くのケースでは円高前のサインと言えますので、最大限の警戒が必要です。

 

 概況は株価⇧?通貨⇧?債券⇩で上値優勢ですが、動向が不安定ですので、ほぼ拮抗した状況と言えます。

 

 となれば、ランド円の推移は現状の下落トレンド内での推移に終始すると考え、「膠着よりのやや下落」とします。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日結果から記載しておきます。

 (予測)終値7.32-7.37円

 (結果)終値7.37円

 …となっています。方向性として膠着と記載していたのに対し、結果は膠着でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.30円ー7.35円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、ドル+円インデックス・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年6月2

 

 22:20現在、ランド円は7.35円で推移しています。

 …なんというか、それまでの流れをすべて吹き飛ばす南アフリカGDP発表となりましたね…。僅か1分で10銭以上の下落劇となり、多くの方が一喜一憂したことでしょう。

 

 幸いなことに洋傑は含み益となる結果になりました。この結果によるチャート推移については、ほぼ「運」の領域です。見込みが当たる・外れるの範疇から大きく逸脱した内容でした。

 

 週間予測でも記載しましたが、経済指標や政治的ニュースを見込んでの予測を立てることは、洋傑にはできません。そこまで見込んでの予測はもはや「勘・運」の要素が強くなりすぎて”ヤマをたてる”行為に等しくなってきます。

 故に、洋傑の週間予測は現在までのチャート動向や概況動向・南アフリカ国内状況などを総合的に判断して記載している内容となりますので、再度ご認識頂ければ幸いです。

 

 まあ、結果から言えば今回は想定方向に巧く動いた感じでしょうか。

 

 今日は各指標については記載しません。現在のランド円チャートは「完全な下落トレンド状況下における下落・調整上昇」のリズムに入っています。今晩に限定すれば、概況は大きな影響を与えない可能性が高いです。

 

 とはいえ、22:45のFRBパウエル議長の発言はランド円にも少なくない影響を与える展開が推測されます。

 発言如何によっては大きくドル安となり、(円高とのバランスにもよりますが)ランド円の復調に寄与する可能性もあります。

 但し、その発言自体がリスクオフを招けば全くの逆効果となり、大幅な円高によってランド円は急落となります。

 

 この辺は肉眼で確認しながらトレードを考えた方がよさそうです。

 

 円高については懸念材料が多いです。今日は始値より下げて推移していますが、もともと上昇トレンド中での下落であって、今後急上昇する可能性はむしろ高いと言えます。いずれにせよ、ランド円の上値は非常に重い状況です。

 

 しかし、相当数値下がっているので、そろそろ調整上昇の局面になっても不思議はありません。よって洋傑は終値見込みについて、現状値から膠着で見込んでいます。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日結果から記載しておきます。

 (予測)終値7.44-7.49円

 (結果)終値7.47円

 …となっています。方向性として膠着と記載していたのに対し、結果は膠着でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.32円ー7.37円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、ドル+円インデックス・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年6月1

 

 23:10現在、ランド円は7.48円で推移しています。

 今日は朝から下落→上昇の展開になっています。株価が底堅い展開を示したことでその後はじり高で推移しています。

 

 株価は一旦の調整上昇傾向に入っていると考えます。また、週間予測で見込んでいた動きの内、ドルは下抜けした可能性が高いです。そうなった場合、ランド円はやや上値向きになったといえます。

 ドル下落=ランド円上昇 とは直結しませんが、今暫くは上昇傾向になりそうです。

 

 洋傑は7.50-7.53円程度までの上昇を考えていますが、その後は下落すると見込んでいます。

 

 まず株価ですが、朝方に急落してから後は上昇しています。その動きは非常に緩やかですが、じりじりと値を切り上げている状況は底堅くもあり、今後も上昇を続ける可能性があります。

 一旦は20600円位まででしょうかね。

 

 債券は依然低い水準のままです。この点は現在の地合いの悪さを象徴していると言えます。各国長期債利回りとも現在は上昇傾向と言えますが、改善したと言えるほどではありません。

 

 通貨インデックスはドル安・円安・諸通貨高で推移しています。これは株価動向に強く影響を受けていると思われます。

 上昇は各国ともほぼ同水準ですが、ややオセアニア通貨が強いように感じます。

 

 リスク指標は急上昇しています。ドル下落に対しての金価格上昇ですので、ある程度の水準までは相対的な上昇と言えますが、今日の伸びはその範疇を超えています。

 最近は金価格の急上昇が著しいです。まだ確証はありませんが、直近でのランド円下落に警戒が必要であると思います。

 

 今後のランド円展開ですが…明日未明までは高値で推移する可能性が高いと考えますが、その後は値を下げて推移すると見込んでいます。

 

 理由としては、

①現在の株価上昇は先週末までの急落に対しての反動買いであると推測する為

②債券利回りは依然低く、まだ上昇傾向に入っているとは考えにくい為

③金価格の急上昇・円インデックスの高値維持

④概況・国内状況の不穏

 ですね。

 

 勿論上昇要素もあります。

①南ア債利回りの急落

②新興国・資源国通貨高

 

 これらを総合的に見た場合、推定反転ポイントである7.5円前後を上抜ける可能性としては「反転70%・上抜け30%」程度であると考えます。

 

 今晩の動向如何で週間予測は大きな山場を迎えることになります。

 早々に予測破たんとならないようにしたいですね…。

 

 終値見込みも記載しておきます。

  

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.44円ー7.49円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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