6月2週ランド円動向レポート

 こちらの記事では、週間ランド円動向を随時配信していきます。基本的に1日2回更新ですので、定期的にご覧頂くと幸いです。

 

※洋傑の個人的見解である点をご理解の上、トレードの参考になれば幸いですが、あくまでご自身の判断と責任に於いてご使用ください。

※無断転載・複製・不正使用は禁止します。

 

 ここでは週間予測と異なり、書き綴り式にランド円動向を記載していきたいと思います。

 

 比較的リアルタイムに、尚且つフレッシュな情報を基に記載するので、週間予測よりは相場動向に近づいた(悪く言えば冷静さをやや欠いた)内容になるかと思いますので、その点はご注意願います。

 

 毎日随時更新していきますので、連続してご覧頂ければ幸いです。

 

◆2019年6月13

 

 20:15現在、ランド円は7.31円で推移しています。

 朝から株安につられて下落する展開となりましたが、その後は復調して始値に戻っています。香港のデモによる不安で株価が急落した事が原因でしょうが、それも今は落ち着いています。

 

 洋傑、Twitterで「嫌な予感」を感じて下落を見込んでいましたが、現段階では見事に外しています。

 というのも、リスク指標たる金価格の上昇とドルの下落が合わず、相対的にリスクが上昇している事を懸念したのと、債券利回りは依然として上昇していないことから推測したのですが…

 

 まあ、いつも見込みは「早すぎる」事が多いので、今晩の展開で顔を出すかも知れませんね。

 

 さて、株価は上述の通りです。香港デモによる不安から一時急落しましたが、完全に復調して「行って来い」状況となっています。今後の展開は不透明ですが、動きは出ずらいかも知れません。

 あるいは急落するか、です。

 (*´ω`*)ヒトリゴト

 

 通貨インデックスは、結果としては始値に近い推移です。円高も一時的なものに収まっていますし、当面の動きは膠着だと思いますが、米国市場が開いた後の動きには要警戒です。

 個人的見解が強いですが、以後は徐々に円高が進むのでは、と考えていますね。

 

 債券利回りは一貫して下落傾向です。ここは今日唯一ぶれていない指標と言えます。

 

 リスク指標は金上昇で高い動きです。この点も債券利回りに通じる部分であると考えます。

 

 南ア債利回りは上昇の一途です。この動きに反してランド円が上昇しているには大きな下落懸念と考えています。

 

 総合的に考えると、今日のランドは米国市場前後まで上昇→下落を考えています。

 理由としては経済指標も悪かったことや、リスク指標の上昇、南ア債利回り上昇となっているので、この動きを信じて売り注文で仕掛けます。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日結果から記載しておきます。

 (予測)終値7.27-7.32円

 (結果)終値7.29円

 …となっています。方向性として下落と記載していたのに対し、結果は下落でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.22円ー7.27円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年6月12

 

 22:25現在、ランド円は7.34円で推移しています。

 何とか本日欧州時間前から反転下落となり、株価・債券・通貨の3指標がリスク回避に回りました。ランド円は7.41円から急落して一時は7.30円まで下がりましたが、その後はやや復調して7.34円前後で推移しています。

 

 特になにかネガティブニュースがあった訳ではありませんが、株価が頭打ちになって上昇しなくなった点や、米国債利回りが下げに転じた事に加え、連日の上昇からくる利益確定売りに押されて為替が反応した格好でしょうか。

 目立ったニュースが無い中での動きですので、今後の展開も再び上昇する事もあり得ます。

 

 株価は朝からじり安展開が続いていました。多少の上下を繰り返しながらも値を下げていき、欧州時間から急速に値を下げました。その後日経先物は21000円割れラインまで到達するものの、押し返されて21100円手前まで戻っています。

 今後の推移は不透明です。米国市場開場後もしばらく(1時間程度)ははっきりした展開にならないと考えます。

 

 債券利回りは米国債を中心に荒い値動きで推移しています。急落と復調を繰り返していますので、今後の展開が最も読みづらい指標ではないかと思います。

 

 リスク指標は金価格が上昇となっています。金価格の上昇幅に対してドルインデックスも上昇していますので、リスクとしては上昇していると言えます。

 リスク上昇下でのドル上昇ですので、避難通貨としての機能も欧州通貨(ユーロ・フラン)から戻っている事が推測されます。リスク上昇+避難通貨ドル機能となった場合、ランド円は非常に下値の強い流れになる可能性が高まります。

 

 南アフリカ債利回りは多少膠着ながらも、やや下落優勢です。概況はリスク回避色が濃いのですが、20:00に発表された南ア小売売上高は非常に良い結果であり、昨日の鉱業生産と併せてランド高を招く内容になっています。

 しかしながら動きは非常に不安定です。

 

 今後の展開ですが、現在のランド円相場は概況や国内状況が先週から大きく変わっていませんので、恐らく現在の下落ラインから大きく逸脱する展開は考えにくいので、膠着~下落で推移すると考えています。

 南ア債利回りは現在までの動きを見る分に、今後は上昇すると見込んでいます。

 …これは感覚的な判断ですので、参考にしないでください(笑)。

 

 0:00辺りまでは安定しないと思いますが、洋傑は短期上昇トレンドが終了したとみなして、下がる展開を見込んでいます。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日結果から記載しておきます。

 (予測)終値7.34-7.39円

 (結果)終値7.39円

 …となっています。方向性として膠着と記載していたのに対し、結果は膠着でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.27円ー7.32円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年6月11

 

 23:20現在、ランド円は7.40円で推移しています。

 洋傑の見込み通り…とはならず、ランド円はその後も上昇を続けています。持ち金の少ない洋傑、やはり初動の7.205円売のポジション決済を踏み切れず(5銭程度の差しか損切りしないようにしているので)、どんどん含み損が増えています。

 週間での終値は現在値より下値で見込んでいるので、洋傑は洋傑の戦術にのっとってそのまま保持します。

 

 …非常につらいですけど。

 (;一_一)

 

 7.45円を超える展開になった場合は、週間戦術を見誤った事になりますので、その際は潔く(号泣しながら)損切りします。その時の含み損は恐らく3万を超えていますが(-_-;)

 

 現在の基本方針は「売り」です。その点に変更はありません。洋傑は週間予測に基づいて終値に合わせたトレード戦術を徹底します。

 

 株価は朝からじり高です。米国市場が開場した後はまだ値動きが安定していませんが、洋傑は下がると見ています。

 但し、「下がる下がる」と言い続けてはや10日(笑)ほどたっていますので、信憑性は非常に低いと思われます。

 (*´ω`*)デモソロソロダトオモウンダガナア

 

 債券は米国・ドイツ債利回りが下落→上昇→下落 で、始値の水準まで戻っています。対して日本債は始値よりやや上昇して現在に至っています。今後の推移はやや不透明です。

 

 通貨インデックスは朝からドル高・円安で推移しています。その他通貨はフラン・オセアニア通貨安となっていますが、円インデックスは0.009200を底値に反転・じり高推移に切り替わっています。

 

 概況はランドに対してややポジティブに動いていると思います。南ア債利回りは大幅に下落していますし、本日の経済指標だった鉱業生産が良い形で働いていることが推測されますので、今晩は高値維持の可能性が高いです。

 

 ただ、株価が上値の重い展開に(現在)なっている点や、円インデックスが反転した兆しがある点などから、円高が進めば、これ以上の上昇も可能性としては高くないと思っています。

 時間足で見ても、そろそろ上昇が一服する事は想像できます。現状でノーポジションなら今日はそのままの方がよさそうです。

 

 よって洋傑は今晩は「膠着よりの下落」と見込みます。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日結果から記載しておきます。

 (予測)終値7.24-7.29円

 (結果)終値7.31円

 …となっています。方向性として下落と記載していたのに対し、結果は膠着でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.34円ー7.39円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年6月10

 

 23:00現在、ランド円は7.32円で推移しています。

 今日は朝から急上昇→急落→急上昇と、かなり激しい動きで推移しています。まあ、メキシコ関税発動無期限延期報道があった後ですし、無理もない展開ですね。

 

 因みに、ムーディーズ格付け発表が延期された3月末の週明けは爆上げで始まり、その後は上昇傾向が続く展開となりました。その際洋傑は"下がる”を連呼して含み損地獄に突入していった経緯がありますので、今回は7.33円を明確に超えたら損切り(7.205円売も含め)する予定です。

 

 潔く負けを認める事も必要ですので、その覚悟もしたうえで、今回は起死回生トレードに臨んでいます。

 (*'ω'*)ウマクイケバイイナ

 

 さて、今晩の動向ですが…洋傑はここでの反転を見込んでいます。

 理由としては色々ありますが…

①株価のみ上昇傾向であり、日本債利回りは変わらず低調。

②資金動向はドル高・円安・諸通貨安で推移しており、円はやや持ち直しの傾向。

③テクニカル的に下落ライン上限差し掛かりポイントに達している

④③を上抜ける程の材料不足

 

 などから、反転を見込んでいる訳ですが、正直成功するかどうかは毎度ながら分かりません。今回は決済し損ねた7.205円の売りポジションも絡んでいるので、是非とも下がってほしいですね…。

 繰り返しになりますが、ダメなら切ります。これ以上のポジション乖離はあまり良くありませんので。

 

 株価はじり高推移です。大きな上値更新もなく、高値維持といったところでしょうか。値崩れもなく底堅い印象ですが、他指標が危険水準である点から不気味でもあります。勿論このまま上昇する展開も十分あり得ますが…。

 丁度反転ポイントなんで売買攻防が激しい印象を受けます。

 

 通貨インデックスはドル高・円安・諸通貨安で推移しています。クロス円は軒並み高値ですが、それは円インデックスが他通貨インデックスより下がっている為であり、ほぼ全ての通貨が安値に傾いている点が非常に危険を感じます。

 

 債券利回りは日本債が依然として低水準である点が気がかりです。米国債他諸国債は上昇していますが、大きな動向は日本債が握っている場合が多いので、今後動きがあった時は要警戒です。

 

 ランド円の推移見込みは上述の通り「やや下落」を見込んでいます。但し、反転見込みですので、外れる可能性も高いので、上抜けたら明日朝までに切ります。

 

 終値見込みも記載しておきます。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.24円ー7.29円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・日本債利回り・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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