5月3週ランド円動向レポート

 こちらの記事では、週間ランド円動向を随時配信していきます。基本的に1日2回更新ですので、定期的にご覧頂くと幸いです。

 

※洋傑の個人的見解である点をご理解の上、トレードの参考になれば幸いですが、あくまでご自身の判断と責任に於いてご使用ください。

※無断転載・複製・不正使用は禁止します。

 

 ここでは週間予測と異なり、書き綴り式にランド円動向を記載していきたいと思います。

 

 比較的リアルタイムに、尚且つフレッシュな情報を基に記載するので、週間予測よりは相場動向に近づいた(悪く言えば冷静さをやや欠いた)内容になるかと思いますので、その点はご注意願います。

 

 毎日随時更新していきますので、連続してご覧頂ければ幸いです。

 

◆2019年5月17

 

 15:45現在、ランド円は7.68円で推移しています。

 朝から不安定な動きになっています。始値から暫くは株価の堅調もあり暫くはじり高で推移しましたが、その後中国市場が開くと香港株の下落が始まり、これに吊られる形でランド円も下げ始め、加えて南ア10年債の急上昇も相まった勢いで、一気に7.65円前後まで下落しました。

 

 その後はやや持ち直したものの再度7.68円を頂点に反転下落、再び一気に7.62円まで下げたのち、現在の数値で膠着気味に推移している状況です。

 

 概況が朝のリスク選好ムードから一転してリスク回避に移るなど、昨晩も含め、今週は落ち着いた動きになりません。必ず急展開を迎えて、下手をすれば「往復ビンタ」を食らう始末になってしまいます。

 

 …非常に難しい状況と言えます。一貫した動きになるかが非常に微妙ですが、洋傑は現在値(7.63円)前後で、最終的には終わるのではないかと考えています。

 

 その辺を記載する前に、各指標の動向を記載しておきます。

 

 まず株価ですが、朝から急上昇→反転下落と勢いがあったのか無かったのか分からない動きです。当初は香港株が下がる中で踏ん張りを見せており、「今日の日経は違う」と思ったのですが、やはり大勢には勝てなかったようです。

 それでも下げ幅は限定的であり、今後の流れ次第では反転して上昇、なんて展開もあり得ます。

 今日の日経は連日の動きと異なり、やや強く感じます。

 

 通貨インデックスはドル微高・円高・諸通貨安です。避難通貨であるフラン等も下げています。どちらかと言えばフランやユーロの下げは先進国通貨上での資金移動であると推測されます。洋傑の見解ではリスク回避に動きながらもドルと円に資金が集中している状況だと思います。

 またドルより円の上昇が著しい為、この動きはランド円にとっては(ドルと円に限っても)下落要因になります。

 

 債券は、下落傾向ですが、日本債は今日の始値からやや上昇している等、決してリスク回避とは限らない雰囲気です。債券単体で見れば「リスクはやや上昇」といったところです。

 

 その他、リスク指標(金・原油)は金価格こそ中立ですが、原油価格は上昇しており、総合的に見ればリスクは上昇していると言えます。

 

 上述の4指標を総合的に判断した場合、株価下落・ドル高・円高+投機通貨安・債券利回り下落・リスク上昇と、4指標のみ見解では「リスク顕在化でありつつも一時的動向の可能性高くも下落基調・為替相場はリスク回避志向」と判断します。

 (´・ω・`)ヤヤコシイヒョウゲンダ

 

 ランド円の動きは…じり高→急落を繰り返しています。流れは概ね下落ですが、今日の中国市場を起因とした短期の下落トレンドに入ったと思われます。

 具体的には7.55円前後まで下落して7.70前後まで帰る動きになる可能性が高いですが、動き次第では下抜ける(これもなにかのきっかけがあれば)展開も「なくはない」と推測されます。

 

 したがって洋傑はこのまま下落すれば7.55-7.57円間で利食いして静観、逆に膠着→上昇するようならゼロ決済して静観します。

 

 あと、終値見込みも記載しておきます。

 

 昨日同様に明日終値予測を記載する前に、昨日結果から…

 (予測)終値7.71-7.76円

 (結果)終値7.69円

 …となっています。方向性として膠着と記載していたのに対し、結果は下落でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.57円ー7.62円

 …と予測します。

 

 現状のランド円動向は「概況はやや下向き・南ア債は下寄りの中立・動意は非常に不安定」です。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・円インデックス・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月16日追記分

 

 現在、ランド円は7.75円で推移しています。

 前回の更新からランド円は一気に7.76円まで上昇しました。その後も高値維持しています。上げの要素は南ア10年債利回りのみだったのですが、結果的には急上昇している状況です。

 

 洋傑、7.71円で売り建てしましたが、現在も保持しています。まぁ、その間にも買い建て(両建て)して、少しずつ利食いしています。今は下落すると(賭けの要素が強いですが)見込んで買いポジションを決済、静観しています。

 

 下落すると考える理由は幾つかありますが、まず、現在の状況を記載したいと思います。

 

 まず、16時段階から一気にリスク選ムードへ変わりました。円インデックスは下落、その他避難通貨も売りに回り、資源国・新興国通貨の買いが強まりました。株価も21200円に乗り、従来の膠着からは脱却したようにも取れます。

 

 …この状況で反転するか?と思われるのは無理もないと思います。実際、可能性は半々で博打の世界です(得てして反転見込みは博打でしょうが)。

 下がると考えた理由としては、日本債利回りが上昇しない点・原油価格上昇している点・南ア2年債の上昇 といったところでしょうか。

 

 まず日本債利回りですが、株価や通貨動向が変わってからも、原則として低位置に居座っています。これから推移に変更があれば別ですが、動きがない限り、現在の推移は「リスク内包の中の危うい上昇」に他なりません。

 二つ目の原油価格ですが、これは根拠としてはやや弱いながらも、ランド円の上値抑制の一因になる指標なので、今後与える影響を考えて記載しました。

 三つ目の南ア2年債利回り上昇も、かなり気まぐれな動きをするので根拠としては低いですが。10年債も大きな下落になっていない状況下ですので、可能性としては一定存在します。

 

 これらの事から洋傑は下落を考えますが、上述の通り「博打」に内容ですので、自信はありません。(笑)

 

 仮にこのまま上昇するなら再び一気に上昇する事が想定されますので、7.71円の売りは損切りします。逆に反転して下がるにしても急落程の内容にはならないと考えますので、今晩の終値見込みとしては「膠着」とします。

 …何度も書きますが、これは洋傑の願望交じりの見込みです。上抜けたら(8時~9時台で大きく下がらなければ)7.8円が想定されると考えます。

 

 昨日同様に明日終値予測を記載する前に、昨日結果から…

 (予測)終値7.66-7.71円

 (結果)終値7.71円

 …となっています。方向性として膠着と記載していたのに対し、結果は膠着でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.71円ー7.76円

 …と予測します。

 

 ひとまず、今夜の参考指標としては、株価・円インデックス・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月16

 

 15:45現在、ランド円は7.68円で推移しています。

 昨日は下落して下がると思いきや上昇、このまま上昇と思うと再度下落、株安でこのまま推移すると思ったらトランプ報道で急上昇等、損切り祭りになる動きで終始しています。orz

 かくいう洋傑も損切りしました。まあ、少額取引で5万通貨~10万通貨程度なので被害は軽微です。

 

 損切前提で取引してもプラスになるようになりたいですね…。分析はできるんですけど、まあ、皆さんのトレードの足しになっていれば幸いですが。

 

 さて、今日のランド円相場ですが…なんと、昨日と全く同様の推移で動いています…。

 昨日同様であれば、これから上げ下げフェスティバルになる事に…なりますね。

 (/ω\)ヤメテクレー

 

 さて、欧州市場前半戦ですが、今日も不安定な動きになりそうです。

 

 その辺を記載する前に、各指標の動向を記載しておきます。

 

 まず株価ですが、昨日と全く同じ動きに終始しています。東京市場開場前に下落してその後に上昇、21,000円を境に上下を繰り返す展開になっています。動きは非常に不安定で、アッサリ21000円を切ったり超えたり…と、振り回される流れですね。

 日経はじり安展開ですが、香港株は上昇に転じており、ダウに関しては下げ止まって上昇を伺うような動きなので、今後の日経上昇には一定の期待も持ていますが、現状ではまだ不透明です。

 

 通貨インデックスは避難通貨高・ドル・ユーロ横ばい・投機筋通貨安となっています。この傾向は昨日より顕著で、状況は数値だけでみれば悪い(=リスク上昇)と言えます。

 

 債券は、諸通貨が顕著に利回りを下げています。日本債も同様で明確にリスク回避に動いています。諸指標の中でもリスク回避動向がより顕著に出ていると判断できます。

 

 その他、リスク指標(金・原油)は金価格こそ中立ですが、原油価格は上昇しており、総合的に見ればリスクは上昇していると言えます。

 

 上述の4指標を総合的に判断した場合、株価下落・避難通貨高+投機通貨安・債券利回り下落・リスク上昇と、4指標のみ見解では「リスク顕在化で下落基調・為替相場はリスク回避志向」と判断します。

 

 ランド円の動きは…昨日同様というか、昨日と逆に近い動きです。具体的には南ア債利回り(10年)が上昇しているにも関わらず、ランド円動向としては膠着といった感じです。そういった意味では上昇に期待が持てますが…、期待を持つには材料として非常に弱いです。

 また、その利回り上昇幅も限定的で、尚且つ2年債利回りは下落しています。統一されていない動きである上で株価も不安定、地合いは明らかなリスク回避と、不安定要素が満載で、安定した動きは期待できそうにありません。

 

 ポジション建ては極力避け、ポジションを持っているなら早々に決済するのが良いかも知れません。余程ハイリスクを好まない限り、今の状況はトレードに向いているとは言えません。

 

 現状のランド円動向は「概況は下向き・南ア債は下寄りの中立・動意は非常に不安定」です。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・円インデックス・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月15日追記分

 

 現在、ランド円は円で推移しています。

 一度目の更新から派手な動きでひやひやする展開が続いています。それ自体は動向レポートに記載した通りなので「想定内」ではあるのですが…実際に体感すると心臓に悪いですね。

 

 南ア債利回りは現在8.450と下落しているものの、日経株価が下落して21000円の攻防展開している関係上、下落しています。このまま明確に21000円を下回ったら損切りするつもりです。

 

 …せっかく稼げると思ったのですが。

 

 さて、今晩の終値見込みですが、洋傑は昨日終値(7.69円)から膠着と見込んでいます。

 だったらそのままポジション持っていれば、とも思いましたが、損切りの大切さを最近身に染みて感じているので、「ルールは崩さず」徹底するつもりです。

 …なので、21000円を割らないで日経…。

 

 さてさて、終値見込みの根拠ですが、一つがランドの強さです。ドルランドやクロスランドの数値で見ればランドは決して強い動きを示しているとは言えませんが、今日の株価の下落に対して、資源国や新興国通貨の動向は急落で推移しているのに対して、ランドは比較的軽微な下げにとどまっています。ランドが強いという理由はここからきています。

 二つ目に株価の膠着です。これは現在の下げの要因ともなっていますが、今日は21000円を挟んでの売買攻防に終始する可能性もありつつ、逆に言い換えれば「動きずらい」展開とも言えます。


 また、今回のランド円下落は株価下落による円インデックスの上昇による部分が大きいので、株価が持ち直せば(持ち直せばですが)、再び浮上する展開は十分にあり得ます。

 日本債利回りが下落せず、むしろやや上昇している動きはその証左だと考えています。

 

 また、何より南ア債が中期・超長期とも下落で統一されている点も大事であると考えています。

 

 昨日同様に明日終値予測を記載する前に、昨日結果から…

 (予測)終値7.69-7.74円

 (結果)終値7.69円

 …となっています。方向性として膠着~上昇と記載していたのに対し、結果は膠着でした。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.66円ー7.71円

 …と予測します。

 

 ひとまず、今夜の参考指標としては、株価・円インデックス・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月15

 

 16:15現在、ランド円は7.68円で推移しています。

 昨日の米国市場も堅調な結果で終わり、良い流れで東京市場につなげる事ができた流れでした。そのまま良い流れを引き継いで…いけず、序盤は株安から始まりました。

 

 洋傑はポジション決済していたので良かったですが、別通貨に手を出しており、少々火傷してしまいました(笑)。やはりランド円一本に絞ってやれとの神のお告げでしょうか(笑)。

 

 さて、今日のランド円動向はやや膠着気味で方向感が出ていません。今現在の段階に至ってやや上下し始めていますが、未だに決定的な動意付けにはなっていないと考えます。

 とはいえ、基本的に株高で推移していますので、欧州時間前半戦では大きな下げも可能性としては低いと考えます。

 (米国がお休み中なので、米中関連は静かなので)

 

 洋傑の見込みとしては「上寄りの膠着」といった感じでしょうか。

 

 その辺を記載する前に、各指標の動向を記載しておきます。

 

 まず株価ですが、今日は200円超の行って来い相場になっていました。東京市場解除前からやや下落気味に始まり、開場後には一気に21000円を割って下落したものの、その後は回復して戻ってくるという、多くの損切りを生みそうな相場に終始しました。

 ただ、21000円割れが束の間であった点や、21100円に帰ってからの底堅さを見る限り、欧州時間に大きな下落はない、というのが洋傑の見解です。

 

 通貨インデックスは先進国通貨横ばい・投機筋通貨安となっています。株価動向とは対照的に、僅かな動きながらも資金動向はリスク回避とも取れる動きを示しています。

 

 債券は、通貨インデックスより顕著にリスク回避の動きにシフトしています。日本債はほぼ横ばいで推移しているので、総合的に見れば「下落よりの膠着」といえます。

 

 その他、リスク指標(金・原油)は両指標とも下落しており原油は1%近い下落幅です。総合的に見た場合、リスクとしてはやや下落といえます。

 

 上述の4指標を総合的に判断した場合、株価膠着・先進国通貨高+投機通貨安・債券利回りやや下落・リスク後退と、4指標のみ見解では「リスクは顕在化しつつあるも動きは中立・為替相場はややリスク回避志向」と判断します。

 

 ランド円の動きは…この文章を書いている間に随分とアップダウンしています。まあ、この指標動向なら致し方ないような気もします。リスクは上昇しているながらも株高ですからね…。

 今後のランド円動向も「動意幅は大きくも動きは小さい」展開になるかもしれません。洋傑はしばらく動向を見守る戦術で臨む予定です。

 

 但し、南ア債10年利回りが8.495(状況を見て8.490)以上になったら損切りするつもりです。

 

 こういう動意が一番嫌だなあ…(;一_一)

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・クロスランド動向・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月14日追記分

 

 20:10現在、ランド円は7.69円で推移しています。

 一度目の動向レポートから現在までランド円は殆ど動いていません。多少の上下はありましたが、膠着状況になっていると言えると考えます。

 

 現在までのランド円動向は株価と南ア10年債利回りによって推移しています。その10年債利回りは一度目のアップ以降に最大8.520まで上昇しましたが、その後じりじりと下落して現在は8.505です。

 利回りの下落幅も限定的ですし、始値から上昇はしているものの、未だ予断を許さない状況だと判断します。

 

 まあ、無理もありません。16時段階のレポートにも記載しましたが、依然としてリスクは内包されている状況です。今夜の米国市場についても各指標や経済指標の結果、政治的ニュース速報には最大限の警戒が必要です。

 

 明日の終値見込みですが…洋傑は現在値よりやや高値で終わるのではと考えています。

 

 その前に概況変化についてですが、ややリスク選好ムードが後退した点でしょうか。あまり参考になる指標とは言えませんが、ドイツ債利回りが下落し、ドルインデックスが上昇しています。また、資源国通貨インデックスもやや下落傾向であり、これが一時的な傾向か、今後の初動であるかの見定めが必要だと考えます。

 

 その他で特筆すべき事項としては、日経先物が思いの他下値堅く推移している点です。本当に「じり・じり」と上昇しており、目立った下落は見られません。

 その点は、今夜の米国市場においても、ランド円にポジティブに働くと考えています。もともと日本株が特に弱く推移していた印象を受けるので、日経が底堅い展開な事は、ダウ等の米国市場では更に強く働くものと考えられますので、今晩の展開は”やや安心して”見届けれるのではないでしょうか。

 …米中貿易摩擦関連のネガティブニュースさえなければですが。

 

 話を戻して、明日の終値見込みですが、洋傑の見解では「膠着~上昇する」と考えます。

 上昇に対してポジティブに動く要素は①株価 ②円インデックス です。逆にネガティブに動く要素は米中貿易摩擦関連ニュースです。

 現在の数値では、南ア債利回りは上昇に寄与する程の影響を及ぼさない可能性が高いです。上昇に影響を及ぼすのであれば、最低でも0.5%以上の下落幅が必要ではないかというのが洋傑の見解です。

 

 ポジティブ要素として挙げた株価は上述の通りです。今後大きく値を崩す展開が無ければ、ランド円上昇に大きく寄与する指標として、現段階では信憑性の高いものです。また、円インデックスも朝から手堅く下落しており、ランド円上昇の要素となります。

 また、円インデックスは上昇する際に、比較的急激な動きを示すことも多く、定点観測していれば初動で察知しやすいメリットもありますので、判断もしやすいかと思います。

 

 逆にネガティブ要素は…説明する必要もありませんね。一瞬で流れが変わるので、ロンガーには肝を冷やす晩になりそうです…。

 

 昨日同様に明日終値予測を記載する前に、昨日結果から…

 (予測)終値7.65-7.70円

 (結果)終値7.62円

 …となっています。方向性として上昇と記載していたのに対し、結果は膠着でした。終値も下振れしています。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.69円ー7.74円

 …と予測します。

 

 ひとまず、今夜の参考指標としては、株価・円インデックス・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月14

 

 16:10現在、ランド円は7.68円で推移しています。

 今日は昨日の流れとは対照的に、ランド円は上昇しています。朝の東京市場が開くまでは一時的に7.60円まで下落していましたが、朝のツイートにも記載していた通り、ランドがその後強い動きを示して現在値まで急上昇しています。

 

 洋傑、朝に小一時間程クロスランド(特にランド円とドルランド)動向を凝視して「今日はランドが強くなりそう」な感触があったので、思い切って7.627円で買いを入れました。8時位ですかね。

 

 結果的には昨日の「最悪のタイミングでの買い」から、今日は「最高のタイミングでの買い」となりました。

 この話は今日の一言に詳しく記載しますね。

 

 さて、今日の欧州時間前半戦のランド円動向ですが、洋傑の個人的見解では上昇(16:00段階・後述)で考えています。

 

 その辺を記載する前に、各指標の動向を記載しておきます。

 

 まず株価ですが、今日は非常に堅調を維持しており、朝から上昇一辺倒です。昨日唐突に割り込んだ21000円を回復して、現在はその21000円を巡っての売買攻防が続いています。

 その攻防もかれこれ数時間続いていますが、21000円を割り込む動きには至っていません。

 

 通貨インデックスはドル横ばい・避難通貨(円・フラン)安・諸通貨高となっています。昨日とは対照的な動向といえます。

 

 債券は、概ね上昇傾向といえますが、一番のリスク指標である日本債利回りが殆ど上昇していませんので、一時的なリスク後退であり、潜在的な危険払しょくには至っていない事が伺えます。

 

 その他、リスク指標(金・原油)は原油が横ばい・金価格がやや下落であり、総合的に見た場合、リスクとしてはほぼ中立といえます。

 

 上述の4指標を総合的に判断した場合、株価上昇・避難通貨安+投機通過高・債券利回りやや上昇・リスク中立と、4指標のみ見解では「潜在的リスク内在ながらも一時的に緩和・為替相場はリスク選好志向」と判断します。

 

 ランド円の動きは…この文章を書いている間にあれよあれよと上昇して、一時は7.72円まで急上昇しています。今はやや戻って7.70円程度で推移していますが、上々のトレード内容で推移していますね。

 …正直、これ程回復するとは、朝段階では想像もしていませんでした。しかしながら、株価動向の見込みを立てて、ランドの強さをずーーーっと見た甲斐があり、早い段階で勝負を仕掛ける事が出来ました。

 

 これ以後の動向は、上述で上昇と記載していましたが想像以上に上がっているので、慎重に見定める必要があると考えます。

 

 現在、南ア債10年は始値から0.01程度下がった数値で推移していますが、これ以後の上昇には0.02以上(8.500割れ)は最低条件として必要だと考えています。

 また、2年債の動向にも十分警戒する必要があります。

 

 そして何より、株価と米中関連のヘッドラインには最大限の警戒をお願いします。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・クロスランド動向・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月13日追記分

 

 19:00現在、ランド円は7.70円で推移しています。

 一度目の動向レポートから現在までにランド円は7.65円からの「行って来い」を達成しています。洋傑はちょうど現在値でⓖ利食い(及び損切り・トータルではプラス)を行いましたので、その状況に戻った格好です。

 

 戻ってはきたものの、現在の動向は未だに不透明です。南ア債利回りを中心にランド円は推移していますが、その債券利回りが上昇したまま殆ど下落していません。今のところは静観している状況です。

 

 …読みにくい状況です。洋傑、ノーポジションだとついつい「ポジポジ病」が出てしまいがちなのですが、何とか持ちこたえています(笑)。

 正直、売り建てするのも買い建てするのも難しい状況ですので、見極めが必要であると考えます。

 

 その前に概況変化についてですが、各指標とも殆ど動いていません。…というか、ランド円同様に行って来いしている指標が多いのですが、結果として15時段階と同水準です。

 

 話を戻して「見極め」についてですが、やはり南ア債利回りの動向如何であると考えます。

 

※19時段階の数値を基に記載していますので、以後の変化には若干の変動はあると思われますので、ご注意ください。

 

 現在の10年債・2年債利回りは

①10年債…8.500 ②2年債…6.680

 …となっています。

 

 今後の動向に於いて、大きな動意付けには「10年債利回り」の変動が不可欠です。まず一つ目のポイントとしては10年債利回りが8.480以下になる展開が不可欠です。

 そして今日の始値8.460を下回ると、より上昇の確率は高まります。それに2年債利回りが下落すると、更に上昇の確率が高まると言えますので、トレードの際の参考になれば幸いです。

 

 …逆に、この水準を下回らない場合は上昇も限定され、じり安展開になる事も考えられます。

 

 さて、終値見込みに入りたいと思います。今回は非常に動向が読みにくい時点で記載していますので、上述の指標を目安に、現在の南ア債動向を見て、ある程度の洋傑の勘が混じった見込みになる点はくれぐれもご注意願います。

 最新の指標動向が最優先ですので、定期的な確認は必須です。

 

 ですが、洋傑は今晩は膠着するのでは…と思っていますが、自信はあまりありません。

 最終的には週末に上昇を見込んでいますので、売り建てはせず、動向を見て買い建てするつもりです。

 

 さて、明日の終値予測ですが、上述の理由などから…

 (終値予測)7.65円ー7.70円

 …と予測します。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・クロスランド動向・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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◆2019年5月13

 

 15:30現在、ランド円は7.70円で推移しています。

 今日も先週月曜日と同様に下落からスタートとなりました。先週の対中関税第4弾準備報道と、朝からのトランプ大統領のツイートが影響したのでしょうか。多少の上下を繰り返しながら、ランド円は下落しています。

 

 正直、今週もこのスタートとは考えていませんでした。洋傑は上振れを期待していたのですが…。

 

 さて、今後の動向ですが、一番参考となる南ア債利回りは未だにはっきりした動きを示していません。こういった場合、それまでの動きをずるずる続ける事が多いですが、それも南ア債がこのままの動きを続ければ、の話です。

 その動向自体をある程度見越すと、洋傑は今日明日中に10年債が下落する(つまりランド円が上昇する)と考えています。

 

 その辺を記載する前に、各指標の動向を記載しておきます。

 

 まず株価ですが、朝から下落を続けています。今の時間は比較的落ち着いている状況ですが、逆に上昇する雰囲気もありません。このまま膠着するか、反転するかは微妙なところですが、大きな変動は起きにくいのではないかというのが洋傑の見解です。

 即ち、21100-21400円の間で小動きなると考えています。

 

 通貨インデックスはドル横ばい・円高・諸通貨安となっています。資源国・新興国とも総安で、避難通貨であるスイスフランは上昇している点から見ると、リスク回避の動きが優勢です。

 

 債券は、動きが不安定です。日本債は上昇後落ち着いていますが、米国債等は下落がじりじり続いています。ドイツ債は振り子のように振れて信憑性に乏しく、今は参考にならない上昇だと考えます。

 

 その他、リスク指標(金・原油)は上下に分かれています。リスクとしてはほぼ中立といえます。

 

 上述の4指標を総合的に判断した場合、株価下落・避難通貨高+投機通過安・債券不安定・リスク中立と、4指標のみ見解では「リスクはやや高い状況・為替相場はリスク回避志向」と判断します。

 

 ランド円の動きは…現在は上述の通り下げ幅を広げて下落している状況です。

 これも上述の通りですが、週間を通しての方向性は「上昇」と考えているので、売りポジションは立てずに、時期を見て買いを入れる戦術で臨みます。

 

 現在は下げ幅を強めるサイン(2年・10年債利回り上昇)が出ましたので、一旦はポジション決済をしています。しかしその上昇幅も限定的なので、長い下落ではないと考えていますので、時期を見て再度買いを入れるつもりです。

 

 ランド円はノーポジションになっていしまいましたが、ひとまず静観です。

 

 今後の買いポイントとしては「2年・10年債利回りとも下落した」時にしたいと思っています。その辺は買いを入れ次第、ツイートするつもりです。

 

 ひとまず、当面の参考指標としては、株価・クロスランド動向・南ア債を中心に注目し動向を見守ります。

 

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