本記事は洋傑個人の分析と見解に基づいた内容となっており、ランド円推移に対する個人的推測となります。
予めご理解の上、ご覧頂くようお願いします。
◆週間展望記事内容の一部変更について
昨日記事に於いて、先週のランド円動向と個人的所感などは記載しております。またテクニカルの観点からの分析についても同様に書いておりますので、詳細はそちらをご覧ください。
また、それに伴い週間展望の内容と分析・見解内容を一部変更します。具体的には記事内容を下記の通りとします
①諸指標推移分析
②テクニカル分析を含めた総合見解と週間レンジ
また、諸指標推移分析の内容も一部変更となります。詳細は下述していきますが、これまでの書き綴り式ではなく分析内容を期間で分けた上での加点方式で行きたいと思っています。
まず諸指標推移についての各分析指標は以下の通りとします。
■株価動向(先物)：各動向の総合判断で加点
・日経225
・NYダウ
・ナスダック100
・SPX500
・DAX30
・香港40
・中国ハンセン指数
■債券（利回り）動向：各動向の総合判断で加点
・アメリカ10年
・日本10年
・ドイツ10年
■リスク指標（金銀）動向：ドルインデックスとの相反比から判断
・金価格
・銀価格
■商品先物動向：各動向の総合判断で加点
・銅価格
・アルミ価格
・原油価格
■南ア債（利回り）動向：各動向別に挙げた上の総合判断で加点
・超短期債（３か月）
・短期債（2年）
・中期債（10年）
・長期債（20年）
■通貨動向：各地域別に分けて通貨強弱判断
・ドルインデックス
・円インデックス
・欧州通貨インデックス（ユーロ・フラン）
・資源国通貨インデックス（加・豪・NZ）
これらを以下の3期間に分けて分析し、5判断に分けてポイント計算します。
■期間
・1日動向（主に金曜～土曜推移）…1倍計算
・1週間動向…2倍計算
・1か月動向…3倍計算
■判断
・上昇顕著…2ポイント
・上昇傾向…1ポイント
・横ばい…0ポイント
・下落傾向…-1ポイント
・下落顕著…-2ポイント
つまり、長期推移で株価が上昇顕著な状況なので、その場合は「2ポイント×4＝8ポイント」となる訳です。
この加点方式で出た各指標の総点数は以下の分析判断とします。
■指標点数判断
・上昇顕著：10ポイント以上
・上昇傾向：5～9ポイント
・横ばい：-4～+4ポイント
・下落傾向：-5～-9ポイント
・下落顕著：-10ポイント以下
これらの各指標判断を基に、諸指標推移としての洋傑の個人的総合判断を出します。
書き綴り式で進めると文章内容によってバイアスがかかったり、歪みが出てしまいますので、ここはあえて機械的に行う事でフラットな判断をしていきたいと思います。
では始めましょう。
◆諸指標推移判断・総合判断
■株価先物動向：+8ポイント(上昇顕著)
・1日…下落顕著（-2）
・1週間…上昇顕著（+2）
・1か月…上昇顕著（+2）
■債券(利回り)動向：+2ポイント(横ばい)
・1日…下落顕著（-2）
・1週間…下落傾向（-1）
・1か月…上昇顕著（+2）
■商品先物動向：+2ポイント(横ばい)
・1日…下落傾向（-1）
・1週間…横ばい（0）
・1か月…上昇傾向（+1）
■南ア債(利回り)動向：合計-3ポイント(横ばい)
※各期間順は1日→1週→1月
※南ア債の特性上、上昇→マイナス・下落→プラスとする
・長期債…(上昇顕著-2・下落顕著+2・上昇傾向-1)：（-1）
・中期債…(上昇傾向-1・下落傾向+1・横ばい±0)：（+1）
・短期債…(下落傾向+1・横ばい±0・下落傾向+1)：（+4）
・超短期債…(下落傾向+1・上昇傾向-1・上昇顕著-2)：（-7）
■通貨インデックス動向：円≦ドル＜欧州・資源国
※各期間順は1日→1週→1月
※通貨インデックスは強弱判断のみ
・ドル…(上昇傾向+1・下落顕著-2・横ばい±0)：（-3）
・円…(下落顕著-2・下落傾向-1・横ばい±0)：（-4）
・欧州…(横ばい±0・上昇顕著+2・横ばい±0)：（+4）
・資源国…(下落顕著-2・横ばい±0・上昇顕著+2)：（+4）
■リスク指標動向：横ばい
※各期間判断後・ドルとの照合でリスク判断
・1日…下落傾向（-1）
・1週間…上昇顕著（+2）
・1か月…横ばい（0）
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以上、個人的テクニカル及び諸指標推移をまとめると、
ⓐ諸指標推移は株価を除きほぼ横ばい判断であり、今後の推移動向に大きく影響を及ぼす方向性は見いだせないと考える。ただ、通貨動向がドルや円が弱く、欧州通貨や資源国が依然強い判断である一方、南アフリカ債は下落圧力優勢な状況から、ランド円は時間帯によって大きく上下する不安定な推移を推測する。
ⓑテクニカル見解は6.80円-6.84円が大きな判断ポイントであると考える。このラインを抜けるようであれば、一時的な上昇はあっても下落に傾く可能性が高く、少なくとも短期の下落トレンドに入ると推測する一方、ライン迄で反発して6.91円-6.95円辺りを明確に超えるようであれば、高値7.01円を越える展開が出てくる重要な判断位置になると推測する。
但し、個人的に7.01円越えが7.145円越えに繋がる展開になる為、原則として前回高値7.01円を越える展開にはならないと想定する他、下値は6.65円前後での売買攻防が強くなると考える。
となります。
つまり諸指標推移では明確な判断ができず、テクニカルでも6.84円以下を越えないと判断ができないという、今後の推移に依拠する推測になってしまいます。それだけ不安定な位置であると言えます。
また、通貨動向や南ア債動向によって時間帯による不安定な推移（まあ毎度のことですが）は今週も強そうです。
◆ランド円レンジ推測：6.51円ｰ7.01円
推定レンジは上限を7.01円・下限を6.51円としました。
上限は先週高値から算出しています。これは6.8０円-6.84円ラインで反発する展開を除いて考えています。このラインで明確
に反発するようなら衝撃波になって7.145円を越える展開になってしまう為、5波動もどきabc調整波動で7.145円まで達したと推測する洋傑の長期展望が破たんする為、除いています。
そういった意味では、結果的に6.80円-6.84円トレンドラインを下抜ける、というのが洋傑推測になってしまう訳ですね。
安値は7.145円からの下落がabc調整波動と仮定した場合の最低限下がる下値、という前提で算出しています。
あくまで暫定的な設定であり、実際は6.65円辺りが実質的な今週下値になる可能性もあります。
どうなるランド円…
(。-`ω-)人